「ギャラに固執した」とスレタイに書いても「金の亡者」とは本文を読まなくても誰も思わないところが「健さん」の人徳。

仕事の安売りはよくない、特に技術、職人系の仕事は。

その逆がアンパンマンのやなせたかし。人格者で表現者として命の限り製作したいと思っていたからタダでも、安価でも引き受けた。そのせいで依頼側はやなせ先生でもタダでやっているのにと若手作家へ要求するように。自重すべき銭ゲバは依頼者側かも。

神谷明氏がコナンを降りた理由もこれらしいんだったっけ＞後進のためにあえてギャラを下げない　実際この手の職は「大御所の相場」を高くしとかないとカネ持ってる側からいくらでも安く買い叩かれるだけだからな　切られるリスク覚悟なんだし妥当と思う

仕事欲しさに､逆に安売りする人が､後を絶たない｡特にｱｸｼｮﾝ､ｽﾀﾝﾄ枠｡その為､舐めて足元観て､より安く使おうとする制作側…誇りって大切｡

アニメ業界も「こんなギャラじゃ、仕事できない」って声を上げてかなきゃ、生活できなくなり、結局仕事を続けられなくなり、アニメだって作れなくなる。

マンガ家の地位のためにも医者にこだわった手塚治虫氏と同じやね。とにかくこの人はかっこよかったです。もうこういう俳優さんは出てこないかもしれんな。合掌。

知り合いや友人だからと職人にタダで仕事を頼んでくる奴に聞かせてやりたい。俺は「タダで請けた仕事ならタダ相当の仕事しかしないよ」と言ってるけど

いくらで設定しようがその金額でオファーがあるんだから他所がとやかくいうことじゃ無いわな。

立川談志師匠も同じこと言ってたそうですね〜。「この根多を演るなら○十万、この根多は ○十万……高いかな？でも俺がこれぐらい言わないと、若手が安く叩かれるからね」って言ってたそうです。

役者、スポーツ選手、ミュージシャンなどは、仕事が入ってなんぼであって、仕事が入らなくても満足して生活できる固定給が貰えるわけじゃないお仕事。定時に上がれるわけでも、有給があるでも、慶弔で休めるでもない。体を壊せばそこで終わってしまう。

インタビューで「金は必要ですし、欲しいです。でも、多くを頂くに、ためらいと恥ずかしさがあるんですよね」この言葉通りです。欲を隠す事なく、それだけでいいのかと、そんな人なればです。それにしても、安倍さんの会見が吹っ飛びましたね。

神谷明もこんな感じなんだろうね。

アニメや漫画の世界も手塚治虫がもうちょっと立場を自身が認識しててくれたなら、漫画家の原稿料ももうちょっとマシになったろうし、アニメーターとかがどん底の賃金で働かないで済んでるのにな。トップがタダでも働くタイプだと、下の人は大変。