救命の女性に「土俵下りて」、大相撲巡業で物議

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2018年04月04日 23:46  ナリナリドットコム

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京都府舞鶴市で4月4日、大相撲の春巡業・舞鶴場所で、土俵に上がった多々見良三市長が挨拶中に倒れる出来事があった。観客席から女性数人が心臓マッサージに駆けつけ、その後、消防署員と交代、視聴は病院に搬送され一命を取り留めたが、このとき会場内に響いたアナウンスが物議を醸している。

当時の会場の様子は、YouTubeに投稿された動画などでも確認できる(https://www.youtube.com/watch?v=35aIqDTYOD8)。動画では倒れた市長の周りを8〜9人が取り囲み、2人の女性が必死に心臓マッサージ。あとからもう2人の女性が手助けのため土俵に上がったが、会場では繰り返し「女性の方は土俵から降りてください」とアナウンスが響き、観客席からどよめきのような声が上がった。

大相撲では、土俵に女性が上がることを認めておらず、このようなアナウンスが流れたものと思われるが、Twitterなどネットでは批判の声が殺到。「人命よりも形式が大事か」「命を軽視する伝統なんているのか」「必死の救命をしてくれている女性に、信じられない言葉」「アナウンスがあっても救命をやめなかった女性は本当に尊い」「なにはともあれ、市長さんご無事のようで良かった」などの声が上がっている。


元記事はこちら:http://www.narinari.com/Nd/20180448896.html


このニュースに関するつぶやき

  • 協会がコメント出したがFAX1枚のみ。尊い命が失われる可能性があったのにそれで済ませるって事の重大性まるで認識していないな。理事長が会見し事情をきっちり説明すべき事案では?本当に日本相撲協会は狂ってる
    • イイネ!14
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