高校生の約5割が「0時以降」に就寝、3割が睡眠不足を自覚 - 文科省調査

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2015年05月08日 08:02  マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

文部科学省は4月30日、「睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2014年11月、対象は小学校195校、中学校281校、高等学校295校。


○睡眠時間は十分か?


「次の日に学校がある日の就寝時刻」についてみると、小学生の49.2%が「午後10時まで」に就寝している。一方、中学生の22.0%、高校生の47.0%は「0時以降」に就寝することが明らかになった。


「学校からの帰宅後の仮眠(30分以上)の有無」についてみると、小学生で「よくある」は3.8%、「ときどきある」は17.1%。中学生では「よくある」が10.1%、「ときどきある」が28.3%、高校生では「よくある」が12.5%、「ときどきある」が32.0%と、学校段階が上がるにつれて仮眠する割合が高くなっている。


「睡眠時間に対する自己評価」についてみると、学校段階が上がるにつれて「十分ではない」が増加。小学生は14.9%であるのに対し、中学生は24.8%、高校生では31.5%に達した。


○朝食の摂取状況は8割以上


「朝食の摂取状況」についてみると、学校段階が上がるにつれて「毎日食べる」の割合が低下。小学生の摂取率が最も高く、「毎日食べる」の割合が89.3%、中学生は86.3%、高校生では81.9%であった。


「朝食を食べない理由」についてみると、小・中学生は「食欲がないから」(小学生51.7%、中学生42.3%)、「時間がないから」(小学生29.8%、中学生30.8%)が上位となった。高校生では「時間がないから」が最多で41.0%、次に「食欲がないから」(30.7%)となった。


○それぞれの相関関係は?


クロス集計によると、小中高共通で「学校がある日とない日で起床時刻が2時間以上ずれることがよくある子供」ほど、「午前の授業中に眠くて仕方がないことがよくある」という結果になった。


同様に「学校から帰宅後に30分以上の仮眠をとることがある子供」ほど、「午前中に調子が悪いことがある」、「寝る直前まで各種の情報機器(テレビ、ゲーム、携帯・スマホ、パソコン等)に接触することがよくある子供」ほど、「朝、ふとんから出るのがつらいと感じることがある」ということが明らかになった。



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  • ブラックバイトとか塾も原因でありそう…道理で授業中寝る子が多い訳だ��������
    • イイネ!6
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