確かにテロを防ぐことは大事だが、法が時の権力者や政権の解釈でいかようにもなってしまう恐れは否めない。両手を挙げて賛成している方が多いが本当にこれでいいのだろうか…。

「共謀罪で逮捕する」「僕たちタダのアニメファンなんだけど」「テロの話し合いをしていたろう」「アニメのストーリーですよ」「うるさい、言い訳するな」が冗談にならん世界が来るわけだ。

対象犯罪一覧表を、配布する必要有るかな、反対していた人々の為に。

「社会の破壊をめざすテロルが遅かれ早かれ伝染して,権力の座にある党という反社会にまで到達することは不可避だった」(ステファヌ・クルトワ、他編「共産主義黒書―コミンテルン・アジア篇」恵雅堂出版）

『国際共産党日本支部の履歴「共産主義インターナショナルは,蜂起とプロレタリア独裁のための国際党である」(「コミンテルン第二回大会宣言」)』(兵本達吉「日本共産党の戦後秘史」新潮文庫)

これによって過去の地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教のような団体や、浅間山荘事件を起こした連合赤軍等の団体に対しても、事前に対処できるようになる。後者は共産党にとって触れられたくないだろうけどね。

質疑時間を確保したけりゃまともな議論を擦ればいい。何十時間かけてン十億円ドブに捨ててる内は野党に誰も期待していない。

昔講演でＨ木Ｋ子が「自民党に投票しないと地獄に落ちる」って言ったそうだけど、当方としては安倍信者並びにネトウヨ自民党工作員こそ地獄に落ちるべきです。

「革命とは,血で血を洗い,人間が人間を撲滅するものであり,そのためにこそ,マルクスは,密かに「プロレタリアート独裁」を準備し,それをことさら神秘めかしてきたのである」(森和朗「マルクスと悪霊」頸草出版ＳＣ)

この法案の成立を喜ぶ人がいるのだから、今の日本がどういう国かが良く分かる。

日本の「戦後」は終わった。

与党野党賛成多数での可決。民進党は総辞職しなよ。