気軽に事情努力を訴えているしがらみの無い無職やお子様には会社内における「先輩の作った前例」に逆らう禁忌が理解できないんだろうなぁ。マジで鬱陶しい社会システムだよ・・・

改善してないってことは宮崎駿もそれに関しては解決に努力はしてないんだろうな。芸術にかかわる人間はわが身を振り返ることが少ないからなあ。

それでも神がなければいまのジャパニーズアニメの時代はない。文中の京アニはもちろん、サンライズだって虫プロ派生であることをわすれてはならない。優れたアニメーターが評価と報酬が得られる体制にならなきゃ早晩綻びます。

当時はインフラ過渡期で、ビジネスモデルを構築してたわけじゃないと思うよ？

でも申し訳ないが、その劣悪な状況下でこそハングリー精神というか、背水の陣というか、良品が絞り出される気がします。高給取りでは製作も惰性になる気が…。

何故変わらない、変わっていないのか、ということが問題

とりあえず、いくつかの制作会社に収斂されていくんじゃないですかね。今は過渡期。現状ひどいだろうけど、その世界の人がなんとかしないと。

まあ、宮さんは何でも反対の人だからな。原発に反対したと思ったら、ジブリが反原発デモをするのも反対だし、吾郎がゲド戦記をやるのを反対して自分の方がふさわしいと言ったら、自分がゲド戦記やるのも反対する…困ったオッサンだよなー。

文句を言った所で何も解決しない。死人に鞭打って何が楽しいのか。大事な事は“如何に現状を良くするか”でしょう。FLARHアニメから映画までこぎつけた蛙男や個人制作の発表の場の普及等、発展もありますよ。

手塚治虫が原因というのはもはや妄想にしか過ぎない。当時と今では制作体制も出資元も違う。粗製乱造で息の長い作品が少なすぎる。作品単位の収支重視の制作委員会制度もそろそろ見直すべき。

この、「手塚治虫の責任」という説は、津堅信之氏の研究によってすでに「伝説」に過ぎない事が判明している。「海外への流出」「国内製作体制の空洞化」なども、一部の人間の妄想で、未だにこんなレベルの文章を書く人間がいると嘆かわしい。

行き着く先にはテレビ局の利権に振り回されてんじゃねーの？と思ってしまうわけだが。版権やらDVD/Bulerayの売り上げとか、そっちばかりだべ？

でもどこかの夢の国のように版権や特許を取りまくってたら、ここまで業界の裾野は広がらなかっただろうね。始まりはどうあれ、それを継続して来た側の問題も無関係ではないはず。

死人に口無し、こんなのが史実として尾鰭付きで一人歩きすると例の歴史認識同様、手塚先生ががアニメ業界の戦犯扱いにされるぞ。