強烈なヒロイン設定ながら魔法とかを用いず市井に暮らす人々の生き様と愛を探し求める割と分かりやすい設定のハッピーエンドのVEと異なり、この作品は独自用語や世界観を掴むのが人間関係の把握以上に難しい。

VEのヒロイン設定があまりに強烈すぎて、あと初の京アニ大賞ということで「成功しちゃった」ためか、代行者がVEと比較されるのは仕方ないが、2023年時点では単純にファンタジー作品として評価されてないのかな?

この作品についてのつぶやきが私一人だけ?そんなにマイナー過ぎる作品なのか?まぁ、原作は文章が独特だし春だけでも非常に長いからね、読む人を選ぶのは否めないね。LaLa連載はあの長い春をどこまで連載できるか?

電撃文庫を読んで、原作者はVEよりも代行者の方を本当は書きたくて長年構想を温めてきたと思われた作品。相対する暴力と救いの大人の少女小説。読みごたえがあり深い作品。

電撃文庫が5巻目まで出ておりコミカライズ単行本も今月で2巻目か。アニメ化しても不思議でない作品だが、まだアニメ化のニュースは出ていない。小説が長いからどうアニメ化する？