ママスタ子どもに自分たちのことをどう呼ばせるかは、親の悩みの1つかもしれませんね。母親の場合は、「ママ」「お母さん」が多くなりそうですが、ママスタコミュニティのあるママからこんな質問が寄せられました。
『まだ子どもが小さいのですが「ママ」と「お母さん」のどちらで呼ばせようか迷っています。私の時代はほぼ「お母さん」だったので、「ママ」に違和感がありますが、今は「ママ」が多い印象です。皆さんは子どもからどう呼ばれていますか？』
投稿者さんが子どもの頃は、周囲に「ママ」を使う人がほとんどいなかったようですね。投稿者さん自身も「ママ」には違和感を覚えるそうです。一方で、周りを見ると「ママ」を使うことも多くなってきていますよね。まずはその理由を教えてもらいましょう。
「ママ」と呼ばせるのはなぜ？
「ママ」と呼ばれたい！
『ママと呼ばれたいから』
「ママ」という響きを気に入っていたり、何かの影響を受けたりしたのかもしれません。「ママ」と呼ばれたい人もいるようです。例えば子どもの頃に友達が母親を「ママ」と呼んでいて、それに憧れていたなどの理由があるかもしれませんね。
周りが「ママ」を使っている
『子どもは中高生になったけれど、娘にも息子にも家では「ママ」と呼ばれている。周りもそういう家庭が多いし、別に気にならない』
『お母さんから「ママ」に変わったよ。幼稚園に通うようになったら「ママ」と聞く機会が増えて、いつの間にか「ママ」になっていた』
周囲が親のことをどう呼ぶのかも、子どもに影響しそうですね。例えば祖父母が子どもに話しかけるときに、母親を指して「ママ」を使うことがあるかもしれません。また幼稚園や保育園で、先生や他のママたちが母親のことを「ママ」と呼ぶ場合もあるでしょう。それを聞いた子どもが、自然と「ママ」と呼ぶようになることもあるようです。
「お母さん」と呼ばせる理由
成長した子どもが「ママ」と呼ぶことに違和感
『私も「ママ」に違和感。小学生以上の子が「ママー！」と呼んでいるのが、なんか嫌だなぁと感じる』
『大人になっても「ママ」と呼んでいる人を見かけると、ちょっと恥ずかしい人だなと思う』
子どもが小さいうちは「ママ」と呼んでいても特に抵抗は感じないのですが、ある程度成長した子がそう呼んでいると周りが恥ずかしいと感じることがあるようですね。「ママ」という呼び方が子どもっぽく思えたり、甘えているように感じたりするのかもしれません。年齢によっては「ママ」はふさわしくないと考えて、子どもが成長したら「お母さん」に変えることを検討する人もいます。
いつか変えるなら最初から「お母さん」の方がよい
『最初から「お母さん」です。途中で変えないといけないような呼び方を教えることに疑問があります』
『変えるタイミングがうまくつかめなかったら困るかもしれない。だったら最初から「お母さん」だね』
いつか「お母さん」に変えることを考えているならば、最初から「お母さん」にしたほうがスムーズかもしれません。途中で呼び方を変えるとなると、子どもが戸惑うかもしれませんし、呼ばれる方も抵抗を感じるでしょう。お互いにタイミングがつかめないと、結局ずっと「ママ」になる可能性もゼロではありませんね。
『小さい頃は「ママ」。小学校高学年になってからは外では「母ちゃん」、家では「ママ」。中学生以降は完全に「母ちゃん」。「ママ」呼びが恥ずかしくなれば自分で勝手に呼び方変えるから、そこまで気にしなくてよいと思うよ』
呼び方を変えるタイミングとしては、小学校高学年や中学時代が多いのかもしれません。「ママ」と呼ぶことが恥ずかしいと感じるようになり、自分から変えるケースもあるようですね。子どもによって違いはあるものの、思春期がターニングポイントになるようです。
子どもが上手に使い分けられれば、どちらの呼び方でもよいのかもしれない
『家では「ママ」でも、外では「お母さん」とか「親」とか言っているし、使い分けできていれば特に問題ないと思っている』
子どもが母親を「ママ」と呼ぶのか、それとも「お母さん」と呼ぶのかは環境にも影響されてくるでしょう。成長にともない、「ママ」と呼ぶことに子ども自身が抵抗を感じる場合もあるようです。
また将来的には、母親を呼ぶ場面で「母」と呼ぶ機会が増えてくることでしょう。子どもが状況に合わせて使い分けられるように、きちんと教えることが重要になってくるのではないでしょうか。
文・こもも 編集・塚田萌 イラスト・Ponko
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