「朝から疲れている人」が無意識にしてしまっていること…改善するコツは?

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2024年05月25日 20:51  All About

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「起きた時から疲れている」「朝から疲れを感じる」という人は要注意。疲れがたまりやすく、取れにくい、NG習慣があるかもしれません。朝してはいけない生活習慣がないか、チェックしてみましょう。
「寝ても寝ても疲れる」「起きた時からすでに疲労感がある」という人は、要注意! 毎日のちょっとした生活習慣が、「疲れやすい体」「疲れが取れにくい体」を作っているかもしれません。

今回は特に一日の始まりである「朝」にフォーカスして、朝に疲れやすい体を作る朝のNG習慣と、疲れを取るためのコツをご紹介します。

「疲れやすい体」「疲れが取れにくい体」になる朝のNG習慣

・時間ギリギリまで二度寝を繰り返し、慌てて起床する
・起きた時から肩こりなどがあっても、何もせずに朝の準備を始める
・時間や食欲がないことを理由に、朝食は食べない
・あれもこれもと詰め込んで、1日の予定を立ててしまう
・その日1日のことをあれこれ考えて、憂うつな気持ちになる
・玄関で選ぶ靴は見た目重視で、多少の歩きにくさは我慢する
・靴底のすり減りなどがあっても気にせず、とりあえず出かける

複数当てはまるという人は、「疲れやすい体」の原因になるNG生活習慣がついてしまっているかもしれません。できるところから改善していきましょう。

疲れにくい体を作る! 朝に取り入れたい生活習慣5つのポイント

1. 寝起きはゆっくりと体を目覚めさせる

体がちゃんと目覚めていない状態で、急に慌ただしく活動を始めると、体に高い負荷がかかり、朝から疲れを感じやすくなってしまいます。

夜更かしの習慣がある人は、寝る時間も少しずつ改善を。朝はゆとりをもって支度ができるように起きた方が、疲れを感じにくくなります。

2. 朝はしっかり深呼吸をして、酸素を体内に取り込む

布団の中でもいいので、深呼吸を繰り返しながら、ゆっくりと伸びをする時間を作りましょう。しっかりと酸素を体内に取り込んで、筋肉にもほどよい刺激を与えることができます。

3. 胃にやさしい朝食から一日を始める

一日の元気のために、朝食は大切なエネルギー源。疲れている時は、胃の働きも低下していることがあるので、消化の良いものを摂りましょう。エネルギー不足による朝の疲労感が予防できます。

4. 朝から脳をフル回転させないよう、意識的に思考をゆるめる

朝から一日のことを心配しすぎたり、予定を立てすぎたりすると、脳疲労の要因になります。考えすぎは心身を緊張させてしまうので、意識的に思考を緩めることも大切です。

5. 朝の肩こりや靴の違和感は、無視せずに解決する

起床時の肩こりは、睡眠中に疲労を回復できていないサイン。軽いストレッチをしたり、その日は無理をしないように予定を立てるなど、回復のための工夫をしましょう。

また、歩きにくい靴や、靴底がすり減った靴で活動すると、余計な筋力を使わなくてはならなくなり、疲れが溜まりやすくなります。自分に合ったものを選びましょう。

檜垣 暁子プロフィール

ロイヤルメルボルン工科大学にて応用理学士、カイロプラクティック理学士を取得。日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。大学付属クリニック、個人治療室を経て、2003年からは横浜に開院した治療室で特に肩こり・腰痛に悩む人の施術に当たっている。病院の検査では異常が見つからない「機能的な異常」による不調の悪循環を絶つべく、カイロプラクターの視点から、体が楽になるために役立つ情報を数多く発信している。
(文:檜垣 暁子(カイロプラクティック理学士))

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