結婚式で親友から最悪のサプライズ。「私はあなたが忘れられない」告白に凍りつく…――仰天ニュース・トップ5

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2024年06月16日 16:00  日刊SPA!

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写真はイメージです(Photo by Adobe Stock)
6月はジューンブライド。そこで日刊SPA!では反響の大きかった記事の中から厳選した、とんでも結婚式ベスト3。またまた反響多く追加でトップ5まで発表します。第4位の記事はこちら!(集計期間2018年1月〜2023年12月まで 初公開2022年6月11日 記事は取材時の状況) *  *  *

 6月といえば「ジューンブライド」。“6月に結婚すると幸せになれる”との言い伝えがある。結婚式は人生の晴れ舞台とも言えるが、そこで「カオス」な出来事に遭遇してしまったというエピソードを紹介する。

◆サプライズの連続で結婚式は地獄絵図

 挙式の指輪交換セレモニーで妻にサプライズをしようと考えていた大坂寛太さん(仮名・40代)。大坂さんはキューピットである、妻の親友Aと打ち合わせを重ねサプライズを考えた。

「Aの子ども(以降、B子)に壇上にいる僕ら二人に指輪を歩いて届けてくれる天使役をしてもらうことになりました。B子は3歳でとてもかわいくニコニコしているので、天使役にはぴったりの子です」

 B子は当然、詳細をよくわかっていない。しかし、「頑張る!」と言ってくれたそうだ。

 式当日は、開始早々に両親は感極まって泣いており、慎ましく進行していた。式場全体も荘厳な雰囲気に包まれていたという。そして、いよいよ指輪交換のタイミングがやってきた。お待ちかねの天使登場のはずだったのだが……。

「なかなか登場しません。しかも遠くの方で泣き喚く声が聞こえるんです。それもそうですよね、3歳の子どもを大人でも緊張する雰囲気の中を一人で登場させるなんて。無理があったのかなぁと思いました」

◆指輪が見るも無残な姿に

 AはB子を必死になだめているのだが、その泣き声はどんどん大きくなっていく。Aは「どうするの! 式が台無しよ!」と天使を半分引きずりながら登場。「もっと台無しになっている気がする」と大坂さんは思っていた。

 式場に微妙な雰囲気が漂う中、最悪な出来事が続く。

「B子がやっとの思いで指輪を運んだのですが、嫁の指輪が床に落ちてしまい、しかもAがその指輪を誤って踏んづけてしまったんです」

 そのときのAの顔が今でも忘れられないと話す大坂さん。

 おそるおそるAが靴の裏をのぞきこむと、指輪が折れ曲がっていたのだ。見るも無残な指輪を前に泣きくずれるA。そして、それを泣きながら慰める妻。大坂さんは何とかして指輪を元の形に戻そうと力いっぱい広げてみたが、無理だったのだ。

◆感動の手紙のはずが…秘密が暴露

「こんなカオスな状況が続く中で、機嫌が直った天使が僕たちに手紙をくれました。Aからの手紙で打ち合わせにはない逆サプライズです」

“いつもAとB子と遊んでくれてありがとう、二人が結婚して本当に良かった。私に幸せをくれた”

「手紙にはそう綴られていて、僕は泣きそうになりました」

 そして、大坂さんはみんなにもその手紙の内容を読み上げることにしたのだ。すると、思いもよらない一文が最後に書かれていた。

“私はあなたが忘れられない”

 大坂さんが打ち明ける。

「Aは僕の浮気相手でした。この結婚を機に別れたはずだったのですが……」

 式場は静まり返り、誰も動くことも言葉を発することもできない雰囲気に。大坂さんは結婚式が終わった現在もカオスが継続中とのことだ。

◆「じつは不倫だった」前妻と籍をぬいたのは式の3日前!

 親友Hとの出会いは、友達募集のマッチングサイトだったと話す久喜優奈さん(仮名・40代)。Hとは職場も近く、同い年、同じ血液型、育った境遇などが似ていたこともあり、すぐに意気投合したという。

 そんな親友Hの結婚式でのエピソードを教えてくれた。

「Hと新郎の出会いは、一緒に参加した合コンでした。年齢は10歳年上で当時は大企業に勤めており、身長185cm。モデルのようでした」

 新郎がHに一目惚れをして交際が始まった。しかし、彼はなかなかのくせものだったと久喜さんは話す。

◆親友から突然の報告

「独占欲の強い束縛男で、泣き虫男。しょっちゅう喧嘩してはHのいろいろな友達に泣きながら電話するようなしょうもない男でした。私にも何回も電話があり、喧嘩の仲裁を頼まれました。Hが後から電話をかけてきて私に謝るパターンが何度もありました」

 そんな二人は、「別れる・よりを戻す」を繰り返したのだが、2年が経ったある日、Hから突然報告を受けた。

「『彼が入籍を急いでいたので入籍した。結婚式での受付をお願いしたい』とのことでした。突然の話に驚きましたし、怪訝に感じる部分はありますが、大好きなHのことを思い、快く引き受けました」

 そして結婚式当日、披露宴の受け付けも無事に終わりテーブルについた久喜さん。

「私のテーブルは社会人になってからの友人席で、一人参加の人が多いため、最初はとても静かでした」

 しかし、時間が経ち食事をしながらの談笑タイムになったとき、隣の女性がポツリと話し始めたという。

◆結婚式で新郎の隠された事実を知り…

「彼女は『Hはすごく大事な友達なのですが、私はこの結婚には反対です。Hは新郎に騙されていました』と言うのです。その話にテーブルのみんなが耳を疑いました」

 新郎は付き合った当初は「バツイチ・子なし」と言っていた。Hは、彼に入籍を急かされたため戸籍謄本をとったのだが、「入籍する3日前に前妻との籍をぬいていた」という事実がわかったそうだ。じつは彼とは不倫関係だったのだ。当然、落胆したが、披露宴も決まっていたため、どうにもできなかったと話す。

「みんなはくそ野郎(新郎)に怒り心頭です。私もキャンドルサービスのときに新郎に殴りかかりたい気持ちになりましたが、大事なHの晴れ舞台なのでやめました」

 なんとか、披露宴は終了した。久喜さんたちは、代わる代わるHとの写真を撮り合ったが、新郎とは言葉も交わさず、1枚も写真に収めなかったようだ。

 そんな二人だが、何度も離婚危機に陥ったのだが、猫3匹と一緒に現在も結婚関係を続けている。

<取材・文/chimi86>

【chimi86】
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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