LiLiCo、17年ぶりに復活した「淀川長治賞」受賞「これからも映画の魅力を伝えていく」

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2024年06月20日 10:31  ORICON NEWS

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復活した第17回「淀川長治賞」を受賞したLiLiCo(撮影:奥野和彦)
 映画誌「ロードショー」(集英社)が創設し、同誌の休刊にともない中断されていた「淀川長治賞」が、一般社団法人外国映画輸入配給協会へ事業継承され17年ぶりに復活。第17回の受賞者に映画コメンテーター・タレントのLiLiCoが選定され、19日に都内で授賞式が執り行われた。

【画像】映画評論家の淀川長治さん

 華やかな赤いドレスで出席したLiLiCoは「子どもの頃から映画を見て育ち、この23年間は紹介もしてきました。映画は私の人生です。洋画からはたくさんのことが学べますから、特に若い方には、どんどん見てほしい。淀川さんにお会いしたことはありませんが、テレビでの愛ある解説に魅了されていました。こんな素敵な賞をいただきまして、本当にありがとうございました。これからも映画の魅力を伝えていきます」と、コメントした。

 1972年から2008年まで刊行された映画誌「ロードショー」では、映画評論家・淀川長治氏(1909年 - 1998年)の長年の功績をたたえるべく、1992年に「淀川長治賞」を創設。2007年まで16回にわたって実施され、映画人・団体に授与された。対象は、映画監督・プロデューサー、俳優から、評論家や配給会社と多岐にわたる。選考委員長を務めたのは、映画評論家の品田雄吉氏(1930年 - 2014年)。

 雑誌休刊にともなう中断を経て、外国映画輸入配給協会により「わが国における外国映画文化、芸術の振興に寄与した人物を表彰するもの」として復活に至った。

■過去の受賞者
1992年:戸田奈津子(字幕翻訳者)
1993年:筈見有弘・渡辺祥子(映画評論家)
1994年:フランス映画社(映画会社)
1995年:山田洋次(映画監督)
1996年:井関惺(プロデューサー)
1997年:北野武(映画監督)
1998年:宮崎駿(※崎=たつさき)(映画監督)
1999年:古澤利夫(映画宣伝)
2000年:大島渚(映画監督)
2001年:原正人(プロデューサー)
2002年:久石譲 (映画音楽作曲家)
2003年:和田誠(映画監督/イラストレーター)
2004年:真田広之(俳優)
2005年:ジャッキー・チェン(俳優)
2006年:渡辺謙(俳優)
2007年:李鳳宇(プロデューサー)

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