エリザベス女王の新たな銅像に「残念すぎる」「女王への侮辱だ」 前回に引き続き酷評される

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2024年10月05日 14:40  Techinsight Japan

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2022年6月に「プラチナ・ジュビリー」を祝ったエリザベス女王。英ハンプシャー州では、女王の新たな銅像が披露された(『The Royal Family Instagram「Thank you for a wonderful first day of the #PlatinumJubilee Celebration Weekend!」』より)
エリザベス女王の新たな銅像が、英ハンプシャー州の町でお披露目された。2022年の「プラチナ・ジュビリー」を記念した作品は、王冠とローブを身に着けた女王の威厳のある姿を表現したものだ。多くの人々はSNSで「素晴らしい」と称賛した一方、「女王に見えない」「これはひどい」と残念だとする声があがった。9月には北アイルランドで女王の銅像が披露されたが、その際にも「まったく似ていない」との酷評が相次いでいた。

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英ハンプシャー州の町アンドーヴァーにあるリバーサイド・パークで現地時間9月27日、エリザベス女王の銅像の除幕式が行われた。

この銅像は、女王が2022年6月に即位70周年記念「プラチナ・ジュビリー」を迎えたことを記念し、テスト・バレー区議会が制作を依頼したものだ。女王は同年9月、スコットランドのバルモラル城で静かに崩御された。

新たな銅像は、王冠を被ったエリザベス女王が大きなネックレスを着け、長いローブをまとった姿を表現している。女王は片手を差し出し、笑顔を浮かべている。

制作したアーティストのエイミー・グッドマンさんは、「亡き女王の彫刻を制作することは、とても光栄で貴重な経験でした」と述べ、「女王の温かさと謙虚さを表現したかったのです」と付け加えた。

制作にあたってエイミーさんは地域のグループや学校と協力し、女王の思い出や町とのつながりを集め、その思い出やつながりを作品の細部に取り入れたという。

銅像は晩年の女王をイメージしたもので、床まで伸びる長いローブには、地域社会からインスピレーションを得た図柄が描かれている。

テスト・バレー区議会は、ローブに描かれたデザインの詳細について、このように説明した。

「陛下の生涯における大切な瞬間や、大切にしていた人々や場所が描かれています。『トゥルーピング・ザ・カラー』で愛馬“ビルマ”に乗る姿や、静寂に包まれたウィンザー城、陛下が大切にしていたコーギー犬やフェルポニーの“エマ”などです。」

エイミーさんはすでに2体の銅像を制作しており、残りの1体が2025年にハンプシャー州の町ロムジーに設置される予定だ。


9月にはエリザベス女王の2回目の命日にあわせて、北アイルランドで女王の新たな銅像が披露されたばかりだ。しかし、SNSでは「まったく似てない」「ミセス・ダウトみたいだ」と酷評されてしまった。

そして今回、新たな銅像が披露されると、多くの人々はSNSで「素晴らしい作品」「美しい」と称賛したものの、「これはひどい!」「女王への侮辱だ」など前回と同様に酷評が相次いだ。

「これは残念すぎる。誰がこの作品を承認したの?」
「女性の顔ってことは分かるけど、エリザベス女王には見えない。それに、両手の表現が本当にひどい。」
「まるでステージでコメディショーを演じているかのようだ。」
「またもや費用と時間の無駄遣いだ。なぜ、わざわざこんなことをするのか?」

画像は『The Royal Family Instagram「Thank you for a wonderful first day of the #PlatinumJubilee Celebration Weekend!」』『Amy Goodman X「Such an honour to sculpt HM Queen Elizabeth II.」』『Test Valley Borough Council Instagram「An unforgettable tribute to Her Majesty Queen Elizabeth II has been unveiled in Andover’s Riverside Park.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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