ダルビッシュ有、大一番での日本人対決「日本の野球にとって素晴らしいこと」由伸との投げ合い「すごく光栄」

いよいよ明日12日（日本時間）、地区シリーズ突破をかけてドジャースvsパドレスの第5戦が行われる。

パドレスは第2戦に続きダルビッシュ有（38）が先発としてドジャースの前に再び立ちはだかる。11日に行われた前日会見では大一番を前に「全然落ち着いてます」とベテランらしく冷静な表情をみせた。

会見の時点ではドジャースの先発は発表されてなかったが、日本時間の午後1時30分頃、ドジャースが公式SNSで山本由伸（26）の先発を発表。日本人投手が先発として投げ合うのはポストシーズン史上初となった。

山本についてダルビッシュは「対戦できたらすごくうれしいですし、個人的にもすごく仲の良い選手なので、お互いこういう舞台で投げ合えるっていうのはすごく幸せです」と話し、投げ合いが実現することをイメージしていた。

ドジャースの大谷翔平（30）、チームメイトの松井裕樹（28）をはじめ、日本人選手同士の戦いに期待が高まる中、「すごくそれはうれしいことですし、昔と比べて今の方が日本人の選手が評価されていると思うので、日本の野球にとっては素晴らしいこと」と話し、ポストシーズンでの日本人対決に感慨深げ。

ドジャース戦は今季レギュラーシーズン3戦で防御率1.72（15回2/3イニング、自責3）。地区S第2戦も7回1失点の好投をみせ、シーズンと合わせて防御率1.59と相性は良く「チームの皆さん、ファンの方々もそうですけど、期待して下さってると思うので、結果的にパドレスが勝つようなピッチングができたら」と意気込んだ。