裏金追及、共闘へ正念場=田村智子・共産党委員長【党首奮戦記】

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2024年10月21日 14:01  時事通信社

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時事通信社

街頭演説を終え、聴衆に支持を訴える共産党の田村智子委員長(左)=16日、名古屋市中村区
 「しんぶん赤旗が徹底的に調査し、自民党を窮地に陥らせた。国会では共産党が核心を突いた」。20日の仙台市での街頭演説で、派閥裏金事件を世に暴き出した実績を誇示した。白いジャケット姿で全国を回り、熱弁を振るう。

 愛称は「タムトモ」。故安倍晋三元首相を巡る「桜を見る会」前夜祭の疑惑追及で名をはせた。コミカルなキャラクターと憲法で対話する動画を配信するなど、若者向けのソフト路線も担う。

 1月の党大会で女性初の党トップに就任。約23年間委員長を務めた志位和夫氏から引き継いだ。今回が党首として臨む大型国政選挙の初陣となるが、前回選で連携した立憲民主党は保守・中道路線にシフトし、「野党共闘」は崩壊寸前だ。

 街頭では党勢拡大を最優先として「共産の躍進こそが共闘発展の大きな力になる」と力を込める。「怖い」「自由がない」といった「共産アレルギー」も根強い。払拭するために、演説の締めは「自由と平和を求めて102年、ひたすら歩んできた」などと締めくくるのが定番だ。 

このニュースに関するつぶやき

  • 今時アカの主張に騙されるのは同類か余程のバカくらいのもの。そしてまたれいわの狂信者が見てきたかのような大ウソをついている…。
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