10月27日、2024MotoGP第18戦タイGP Moto3クラスの決勝がブリーラムのチャン・インターナショナル・サーキットで行われ、ダビド・アロンソ(CFMOTO Gaviota Aspar Team)が優勝を飾った。2位はルカ・ルネッタ(SIC58 Squadra Corse)、3位はコリン・ベイヤー(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)が続いた。
日本勢は古里太陽(Honda Team Asia)が5位、山中琉聖(MT Helmets - MSI)が10位、鈴木竜生(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)が11位で終えた。
ホールショットは、ポールのダビド・ムニョス(BOE Motorsports)が奪う。2番手にベイヤー、3番手にアンヘル・ピケラス(Leopard Racing)が続く。1周目の9コーナーで古里が3番手に浮上。翌周にピケラス、アロンソに抜かれるもトップ集団に留まる。
序盤からトップは周ごとに変わる程に激しい先頭争いが繰り広げられ、5周目には、古里がジョエル・ケルソ(BOE Motorsports)と接触しながらもトップに躍り出る。
先頭に立った古里は、ペースを上げて逃げ切りを図る。しかし、チャンピオンを獲得したアロンソがファステストを出しながら追い、残り4周でトップを奪う。
ラストラップの最終コーナーまで優勝争いは続く。だが、アロンソは最後まで守り切り、トップチェッカーを受け、今シーズン12回目の優勝を手にした。2位にルネッタ、3位にベイヤー、4位にイバン・オルトラ(MT Helmets - MSI)が続いた。
古里は、最終コーナーの出口でベイヤーと接触し転倒。滑りながらもフィニッシュラインに到達したため、5位でフィニッシュと判断されたものの、フラストレーションを抱えたままレースを終えることとなった。
■2024MotoGP第18戦タイGP Moto3 決勝(12周)※雨の影響により7周減算
天候:雲り 路面:ドライ
Pos.No.RiderTeamMotorcycleTime/Gap180ダビド・アロンソCFMOTO Gaviota Aspar TeamCFMOTO20’29.345258ルカ・ルネッタSIC58 Squadra Corseホンダ+0.353395コリン・ベイヤーLiqui Moly Husqvarna Intact GPハスクバーナ+0.522448イバン・オルトラMT Helmets - MSIKTM+0.936572古里太陽Honda Team Asiaホンダ+1.683664ダビド・ムニョスBOE MotorsportsKTM+2.492766ジョエル・ケルソBOE MotorsportsKTM+2.806819スコット・オグデンFleetSafe Honda - MLav Racingホンダ+5.022982ステファノ・ネパLEVELUP - MTAKTM+7.6411024鈴木竜生Liqui Moly Husqvarna Intact GPハスクバーナ+8.308116山中琉聖MT Helmets - MSIKTM+9.0401296ダニエル・オルガドRed Bull GASGAS Tech3ガスガス+11.6401354リカルド・ロッシCIP Green PowerKTM+11.697147フィリッポ・ファリオリSIC58 Squadra Corseホンダ+14.9891599ホセ・アントニオ・ルエダRed Bull KTM AjoKTM+16.9451612ジェイコブ・ロールストーンRed Bull GASGAS Tech3ガスガス+17.090175タチャコーン・ブアジーHonda Team Asiaホンダ+17.6261885チャビ・スルトゥサRed Bull KTM AjoKTM+19.4391910ニコラ・カラーロLEVELUP - MTAKTM+19.1912022ダビド・アルマンサKopron Rivacold Snipers Teamホンダ+19.2422118マッテオ・ベルテッレKopron Rivacold Snipers Teamホンダ+19.6672231エイドリアン・フェルナンデスLeopard Racingホンダ+43.6062355ノア・デットワイラーCIP Green PowerKTM+43.672RT36アンヘル・ピケラスLeopard Racingホンダ2Laps(リタイア)RT78ジョエル・エステバンCFMOTO Gaviota Aspar TeamCFMOTO3Laps(リタイア)RT8エディ・オシェイFleetSafe Honda - MLav Racingホンダ3Laps(リタイア)