千葉県鎌ケ谷市の高齢女性宅に侵入した疑いで逮捕された保育士の前田祐一郎容疑者(25)が、「SNSで報酬35万円の仕事に応募し、金の取り立てを依頼された」と供述していることが31日、県警への取材で分かった。県警は、指示役が虚偽の募集内容で実行役を集めていたとみており、首都圏で相次ぐ強盗との関連を調べる。
県警によると、前田容疑者は「X(旧ツイッター)で『バイト、案件』と調べ、報酬35万円と書かれた投稿を見つけた」と供述。ダイレクトメッセージを送ると、秘匿性の高い通信アプリ「シグナル」でやりとりするよう誘導され、会社の金を持ち逃げした人物の取り立てを依頼されたという。