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米Appleは10月31日(現地時間)、第4四半期(7〜9月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比6%増の949億3000万ドルで過去最高、純利益は35.8%減の147億3600万ドル(1株当たり97セント)だった。欧州での税務上の決定に伴う一時的な費用計上を除くと、1株当たり純利益は12%増の1ドル64セントになる。
ティム・クックCEOは発表文で「この四半期には、全く新しいiPhone 16シリーズ、Apple Watch Series 10、AirPods 4、そして聴覚の健康と睡眠時無呼吸症候群の検出のための画期的な機能を発表した。そして今週、Apple Intelligenceの最初の機能セットをリリースした。これは、AIにおけるプライバシーの新しい基準を設定し、年末商戦に向けてのラインアップを強化するものだ」と語った。
製品別の売上高は、iPhoneが462億2200万ドル、Macが77億4400万ドル、iPadが69億5000万ドル、ウェアラブル、ホーム、アクセサリーが90億4200万ドルだった。サービス部門の売上高は過去最高の249億7200万ドルだった。
地域別の売上高は、北米が416億6400万ドル、欧州が249億2400万ドル、中華圏(中国、台湾、香港)が150億3300万ドル、日本が59億2600万ドル、その他のアジア太平洋地域が73億8300万ドルだった。中華圏以外は前年同期より増加した。
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10月〜12月期の売上高については「1桁台前半から半ばの成長」になると予想した。 また、サービスの成長率は過去1年間の12.87%と同程度になるとした。
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