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ドナルド・トランプ氏は11月6日の午後(現地時間)にフロリダ州で行った米大統領選の勝利宣言演説で、イーロン・マスク氏を「超天才」と讃えた。
7月にトランプ氏支持を表明し、全面的に支援してきたマスク氏は、来年1月からの新政権でどんな恩恵を受けるのだろうか。
政権参加の可能性
トランプ氏は9月、大統領に選出されれば政府の効率化委員会を設置し、そのトップに起業家イーロン・マスク氏を迎えると語った。
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マスク氏自身も、政府機関の無駄を削減し、民間セクターへの移行を促進することに意欲を示している。5日には、かつて米Twitter(現X)を買収し、オフィスに乗り込んだ際の画像を加工し、ホワイトハウスの執務室にsinkを抱えて乗り込む画像をポストした。
TeslaやSpaceXなどに有利な規制緩和の可能性
トランプ氏は、エネルギー企業やデジタル通貨などに対する規制緩和を推進すると予想されている。これは、マスク氏の事業であるTesla、SpaceX、Neuralink、The Boring Companyにとって有利になるだろう。
トランプ氏はEV補助金を廃止する可能性を示唆しており、既にEV業界で優位に立っているTeslaにとって、これは有利に働く可能性がある。
SpaceXは既に、NASAや米国防総省と多くの契約を結んでおり、政府の宇宙開発計画に深く関わっている。トランプ政権下では、さらに多くの政府契約を獲得する可能性がある。
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また、トランプ氏は演説で、SpaceXのStarlinkがノースカロライナのハリケーン被害の際にいかに役立ったかについて言及している。マスク氏を「超天才」と称賛したのはこの話題の際のことで、「われわれは天才を守らなければならない」と続けた。
少なくとも当面は両者の蜜月が続きそうだ。
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