維新代表、政権への協力拒否=「是々非々横に置く」―特別国会11日召集

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2024年11月10日 17:01  時事通信社

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党首会談を前に撮影に応じる石破茂首相(自民党総裁、中央右)と日本維新の会の馬場伸幸代表(同左)。右端は自民の森山裕幹事長、左端は維新の藤田文武幹事長=10日午後、首相公邸(代表撮影)
 石破茂首相(自民党総裁)は10日、日本維新の会の馬場伸幸代表と首相公邸で会談し、衆院選での与党過半数割れを踏まえ、今後の政権運営への協力を要請した。馬場氏は自民が調査研究広報滞在費(旧文書通信交通滞在費)の使途公開などの合意をほごにしたと批判。「是々非々路線は一度横に置く」と述べ、合意を履行しない限り政権に協力する考えはないと伝えた。第215特別国会は11日、召集される。

 自民と維新は岸田政権時代の5月、自民派閥裏金事件を受けた政治資金規正法改正を巡る協議で「旧文通費の使途公開と残金返納を義務付ける立法措置を講じる」などとした党首間合意を交わした。しかし、自民の動きが鈍かったため、維新は自民の改正案への賛成方針を撤回した経緯がある。

 首相は会談で、2024年度補正予算案に触れつつ「政治改革について協議したい」と提起。これに対し、馬場氏は「約束をほごにされた以上、予算案や法案に協力するつもりは全くない。自民の話を聞く気は毛頭ない」と拒否し、年内に履行するよう迫った。首相は「真摯(しんし)に受け止めて対応したい」と応じた。

 ただ、馬場氏によると、首相は政治資金規正法再改正などの時期は明言しなかった。このため、馬場氏が「いつまでにやると明確にした方がいいのではないか」と促す場面もあったという。

 首相は会談後も記者団に「年内かどうかは別として、早急に議論を詰め、結論を得ることは必要だ」と述べるにとどめた。ただ、自民幹部は「規正法は年内に再改正しなければならないだろう」と語った。 

記者団の取材に応じる石破茂首相=10日午後、首相公邸
記者団の取材に応じる石破茂首相=10日午後、首相公邸

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  • 大阪でしかデカイ面出来ない人たちはシカトで良いのではないかと。
    • イイネ!17
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