大分県を訪問中の天皇皇后両陛下は「全国豊かな海づくり大会」に参加し、魚の放流に臨まれました。
両陛下は午後2時半ごろ、別府港の埠頭に到着し、底引き網漁や一本釣りなどの漁船のパレードをご覧になりました。
パレードには41隻の船団が参加し、両陛下は船に向かって手を振られていました。
「マコガレイの稚魚を放流しましょう」
また、両陛下は地元の小学生の合図でマコガレイを放流されました。
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さらに、大分県佐伯市の松浦漁港と中継を結び、一緒にマダイの稚魚も放流されました。
この松浦漁港は、1981年の海づくり大会の第一回大会で、上皇ご夫妻が魚の放流を行った場所でもあります。
両陛下は大分での全ての日程を終え、きょう夕方、大分空港から帰京されます。