前回からの続き。私(スミレ)は、夫のアラタと共働きで3人の子どもを育てており、毎日が本当にバタバタです。そんななかいきなり夫に「妹のユリナが来週末、来てほしいって」と言われました。現在2人目を妊娠中のユリナちゃんは「ジェンダーリビールケーキ」で赤ちゃんの性別お披露目をするのだそう。けれどユリナちゃんは実は私のことを、SNSへ動画をアップするための撮影要員としてあてにしていたのです。私は呆れ、夫に断るよう言い渡しました。
言い合いをしていると、夫のスマホが鳴りました。かけてきたのはユリナちゃんです。「スミレは都合がつかないから、残念だけどやっぱり俺だけ……」そんなふうに夫が断ったものの、ユリナちゃんは構わずにグイグイ押してきます。
「何言ってんの? 赤ちゃんの性別のお披露目っていう幸せな場面に立ち会えるんだよ!?」ユリナちゃんにはまるで話が通じません。ダメだ……こうなったら……! 私は夫の電話をとり、ユリナちゃんに直接釘をさすことにしました。
もともと優柔不断なところがある夫。優しいといえば優しいのですが、ハッキリ断ることができないところが夫の短所なのです。強引なユリナちゃんに押され気味だったので、最後は私が電話を代わってキッパリと断りました。
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原案・ママスタコミュニティ 脚本・渡辺多絵 作画・マメ美 編集・井伊テレ子