今月10日、千葉県旭市の飲食店でタイ人同士の乱闘が起き、男性1人が死亡しました。警察は、別の男性をけがさせたとしてタイ国籍の男を逮捕し、詳しい事情を聞いています。
今月10日の午前0時半すぎ、旭市井戸野の飲食店で「店でトラブルになっている」と客から119番通報がありました。
警察が駆け付けたところ、店の外でタイ国籍で日本在住のジャンタブッ・キッサナーさん(32)が倒れていて、病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。警察によりますと、ジャンタブッさんの顔には刃物で刺された痕があったということです。
事件当時、飲食店の店内ではいずれもタイ人の男女およそ20人と男性数名のグループがそれぞれ酒を飲んでいたところ、グループ同士でけんかになり乱闘に発展したということです。
警察はこの乱闘で、別の男性に刃物でけがをさせたとしてタイ国籍の男(30代)を逮捕していて、ジャンタブッさんが亡くなった何らかの事情を知っているとみています。
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警察は70人態勢の特別捜査班を設置し、事件の詳しいいきさつを調べています。