大村崑「喜劇人は早く死ぬ」としみじみも、自身は老いてますます盛ん「女の人やったら手も握る」

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2024年11月15日 16:30  日刊スポーツ

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健康の秘訣(ひけつ)を明かした大村崑(撮影・阪口孝志)

俳優大村崑(93)が15日、大阪・住之江区の「舞昆のこうはら かがや店」でトークイベント「舞昆頭のトレーニング教室」に出席した。


この日は「昆布の日」。08年から同社のCMに出演している大村が青空健康教室を開催した。


健康の秘訣(ひけつ)を聞かれると、「よくかんで食べること。食べている時は話をしない。話すと肺に入って誤嚥(ごえん)性肺炎になってしまう」。1日2食を1回1時間はかけてしっかりかむことを意識しており、「出されるものは何でも食べる。ブロッコリー、肉も大好きだし、魚も食べる。昆布もね」と語った。


健康面はCMでもおなじみになった筋トレを継続しており、今でも週2でジム通い。「やりだすと止められない。体の形も変わってくる。93歳が85歳と気持ちが下がってくる」とオススメ。87歳になる瑤子夫人は、大村を上回る週4でジム通いしており、「ごっつい体になってる。僕は負けてます。嫁には絶対逆らわない」と笑った。


普段の行動についても「コケないように意識している。コケたら危ない」。年を取ると、頭が前のめりになり、背中も丸まって、つま先で歩くようになって倒れるといい、その対策として、正座して発声することやゴムチューブを使って体幹を整えることを推奨。正しいスクワットや正座、ゴムチューブの使い方を実践披露した。


立ち上がる際に、手を差し伸べられるのを「支えてもらうからアカンのです。女の人やったら手も握るけど、男の人やったら『結構です』って言います」とニヤリと笑った。


93歳になって老いてますます盛んな大村だが、「喜劇人って早く死ぬんですよ」とも。榎本健一さん、渥美清さん、芦屋雁之助さん、西田敏行さんらそうそうたる俳優の享年を読み上げ、「喜劇は体を激しく使うし、無理もする」としみじみ。


自身も若き日に肺結核となり、右肺を切除したことを振り返りながら、「僕は片肺しかないのにこれだけ元気になれたのは、筋トレと昆布です」と話していた。

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