海自にシーガーディアン導入決定=無人機で警戒監視、23機調達へ―防衛省
57
2024年11月15日 16:31 時事通信社
防衛省は15日、洋上の警戒監視などに使う大型無人機「シーガーディアン」を海上自衛隊に導入すると発表した。2025年度予算の概算要求に関連経費約262億円を計上。東シナ海などの監視態勢強化が狙いで、約10年をかけて計23機を調達する計画だ。同機は海上保安庁も22年から運用を始め、3機を保有している。
シーガーディアンは米企業が製造する全幅約24メートルの大型無人機。最長約4800キロ、24時間の連続飛行が可能で、搭載する高性能なカメラやレーダーにより、昼夜を問わず航行船舶などの情報収集ができる。
Copyright(C) 2024 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。