三笠宮妃百合子さまの逝去から一夜明け、葬儀の一部が始まっています。赤坂御用地前から中継です。
記者
「現在、三笠宮邸では皇族方が百合子さまに最後の別れを告げられています」
皇室最高齢の101歳で、きのう逝去された百合子さまの葬儀ですが、一般の納棺にあたる「御舟入」と、ご遺体と対面して最後のお別れを告げる「拝訣」を前に午後3時半ごろ、天皇皇后両陛下が三笠宮邸を訪問されました。
このあと、上皇ご夫妻も三笠宮邸を訪問されました。上皇后さまは車いすではなく、杖をついて歩かれていました。
両陛下、上皇ご夫妻とも慣例として「御舟入」と「拝訣」には参列せず、百合子さまに最後のお別れをして三笠宮邸をあとにされました。
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午後5時ごろから「拝訣」に参列する愛子さまや秋篠宮ご一家ら皇族方が次々と三笠宮邸を訪問されました。
百合子さまの「御舟入」は三笠宮家の親族のみで行われ、現在、最後のお別れをする「拝訣」が行われています。
百合子さまの逝去にあたり、一般の弔問者による記帳がきょう午前9時から行われていて、多くの人が訪れています。
「妃殿下もご立派なお優しい方でいらっしゃいましたし、いたたまれずに参りました」
「最後の最後までいろいろお尽くしいただいたご公務のご苦労、そういうことへの感謝で参りました」
百合子さまの通夜は今月24日と25日の2日間、三笠宮邸で行われます。
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また、一般の葬儀にあたる「斂葬の儀」は26日に東京・文京区の豊島岡墓地で執り行われます。