<陸上:福岡国際マラソン>◇1日◇福岡市・平和台陸上競技場・大濠公園〜福岡市西南部周回〜香椎折り返し(42・195キロ)
青山学院大出身の吉田祐也(27=GMOインターネットグループ)が、4年ぶり2度目の優勝を果たした。日本歴代3位の2時間5分16秒。鈴木健吾の日本記録(2時間4分56秒)には及ばなかったが、五輪3大会連続出場の大迫傑の自己ベスト(2時間5分29秒)を超えた。
場内インタビューでは「目標から遠ざかっていく自分が忌々(いまいま)しくてならなかったんですけど、たくさんの方が支えてくれたから、今こうしてこういうレースができた」と号泣。青学大時代に最終学年で初めて箱根路を走った男が、来年9月の世界選手権東京大会へ大きく前進した。
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【吉田祐也のアラカルト】
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◆生まれ 1997年(平9)4月23日、埼玉・東松山市出身
◆経歴 東松山市立中東中、東農大三高、青学大を経て、GMOインターネットグループに入社
◆自己記録 マラソン2時間5分16秒、1万メートル27分45秒85、5000メートル13分30秒91(1万、5000メートルはともに24年に記録)
◆箱根駅伝の成績 2年、3年時はともに補員。最終学年で初出場し、4区で当時の区間新記録を樹立して総合優勝に貢献
◆初マラソン 20年2月の別府大分毎日で日本勢最高の3位。2時間8分30秒は当時の日本学生歴代2位の好記録だった。大学卒業後は内定が出ていた大手食品メーカー「ブルボン」に入社予定だったが、原晋監督や瀬古利彦氏らの助言もあり、同3月にGMOインターネットグループでの現役続行を発表
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◆趣味 読書
◆座右の銘 「ビジョンは大きく、行動は緻密に謙虚に」
◆サイズ 164センチ、47キロ
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