永野芽郁、佐藤健と「半分、青い。」以来6年ぶり再共演「絶対に守ってくれるだろうという安心感があった」【「はたらく細胞」インタビューVol.2】

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2024年12月04日 08:04  モデルプレス

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インタビューに応じた永野芽郁、佐藤健(提供写真)
【モデルプレス=2024/12/04】女優の永野芽郁(ながの・めい/25)と俳優の佐藤健(さとう・たける/35)がW主演を務めた映画『はたらく細胞』が12月13日に公開される。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018)以来の共演となった2人だが、インタビューでは約6年という年月を経ても変わらない関係性を確かめることができた。【インタビューVol.2】

【写真】永野芽郁&佐藤健が密着

◆永野芽郁&佐藤健W主演映画「はたらく細胞」

細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜、講談社『月刊少年シリウス』所載)。2018年のアニメ化でさらにブームは過熱し、シリーズ累計発行部数1000万部を超えるメガヒットを記録した。今作は『はたらく細胞』に加え、原田重光・初嘉屋一生・清水茜が手掛けたスピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』の2作品が原作となり、シリーズ史上初となる“人間の世界”も含めて実写映画化。人間の体の中を舞台に繰り広げられる“世界最小の物語”を、日本映画最大のスケールで描く。永野は赤血球役、佐藤は白血球(好中球)役として出演する。

◆永野芽郁&佐藤健「半分、青い。」以来の再共演で安心感

― 今作で永野さんが演じる赤血球は、実は幼少期に佐藤さん演じる白血球と出会っていて成長して再会するという場面がありました。永野さんも同じように、久々の共演となる佐藤さんに再会して成長した自分を見てほしいといった気持ちはありましたか?

永野:前作でご一緒してから今回ご一緒するまでの間に、自分なりにはいろんなことを経験して、きっと成長はしているとは思いますが、成長したかどうかは周りの人が判断してくれることなのかなと思うので、成長できているかは自分でもあまり分かっていないんです。でも、やっぱり健さんと一緒にいると少し戻ったような気にもなるし、とても安心感があって楽でした。(佐藤に向かって)どうですか?私、成長していましたか?

佐藤:とても成長していました。

永野:(嬉しそうな表情で)してたみたい!

― 佐藤さんが感じた永野さんの変化はどういった部分なんでしょうか?

佐藤:基本、人ってそんな変わらないから、もちろん人間としていいところはそのままなのですが、会っていない期間でいろんな大きいものを背負って活動してきたんだろうなという深みや、座長としての大きさみたいなものが見えました。

― 永野さんは「少し戻ったような安心感があった」とおっしゃっていましたが、今作で再会した瞬間の会話や出来事をお伺いしたくて。

永野:それが健さん私と再会した時のこと覚えてないんですよ!

佐藤:いやいやいやいや!覚えてますよ!(映画撮影前の)お祓いですよね。

永野:さっき私が言ったことじゃないですか!

佐藤:お祓いと本読みは違う日だった…?

永野:(小声で)同じ日です…。

佐藤:同じ日だったか(笑)。お祓いをした後に本読みをしましたね。

永野:その後もう健さんは白血球のビジュアルでしたよ。

◆永野芽郁&佐藤健、信頼しているからこそ作り上げられたシーン

― 「半分、青い。」の共演時はお互いに「ナチュラルでいられる存在」「信頼できる存在」だとお話しされていました。今作では、6年前に共演した時の感覚をすぐに思い出せましたか?初めは少しぎこちなかったのでしょうか?

永野:何の違和感もぎこちなさも全く私はなかったです。安心感でしかなかったです。

佐藤:僕も本当にずっと最初から心を許せていたので、すごく心地よかったです。

― 2人だからこそ、信頼して臨むことができた場面や、難しいシーンでも安心して取り組めたシーンはございますか?

永野:肺炎球菌に追われているシーンの時にCGで触手がつくので、撮影ではテニスボールを置いてくださって「ここをこう追ってください」という指示で目線を送らなければいけなかったんです。健さん演じる白血球が後ずさって逃げながら戦っているので、私はちゃんと状況が分からないまま走り続けていたのですが「絶対に守ってくれるだろう」という安心感があったので、もう完全に身を委ねて演じたのを覚えています。

佐藤:本当に全部のシーンがとてもやりやすかったし、僕も信頼できていたので、思い切ってやりました。基本的に白血球が赤血球を守るシーンが多くて、最後の方で最強の敵から赤血球を守るために、わざと赤血球を突き飛ばすちょっとしたアクションシーンがあったのですが、信頼関係ができているからこそ、思いきり突き飛ばせました。そういうのが大事なんです。

― 少し遠慮してしまいがちなところを、永野さんだからこそ全力で取り組めたんですね。

佐藤:まさにそうだと思います。

Vol.3では、第一線で活躍し続ける2人が様々な経験を経てきたからこそ辿り着いた「夢を叶える秘訣」を聞いた。(modelpress編集部)

◆永野芽郁(ながの・めい)プロフィール

1999年9月24日生まれ、東京都出身。2009年に映画でデビュー。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018)のヒロイン役で大きな反響を集め、翌年にエランドール賞新人賞を受賞。2021年放送のドラマ『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(NTV)が話題となり、映画『そして、バトンは渡された』(2021)で第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。映画『こんにちは、母さん』(2023)では、第47回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞している。その他、近年の出演作に、Netflixシリーズ『御手洗家、炎上する』(2023)、映画『からかい上手の高木さん』(2024)、ドラマ『君が心をくれたから』(CX/2024)など。2026年のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』では、主人公の幼なじみ役・直を演じることが決定している。

◆佐藤健(さとう・たける)プロフィール

1989年3月21日生まれ、埼玉県出身。『仮面ライダー電王』(テレビ朝日/2008)のほか『ROOKIES』(TBS/2008)、『メイちゃんの執事』(フジテレビ/2009)、『Q10(キュート)』(日本テレビ/2010)など話題作に続々と出演し、映画『るろうに剣心』(2012〜2021)シリーズでは幅広い層から不動の人気を獲得した。近年の主な出演作はNHK連続テレビ小説『半分、青い。』(2018)のほか、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS/2020)、『義母と娘のブルース』シリーズ(TBS/2018〜2024)、『100万回 言えばよかった』(TBS/2023)、Netflixシリーズ『First Love 初恋』(2022)、映画『四月になれば彼女は』(2024)など。2025年には、自身が主演、共同エグゼクティブプロデューサーを務めるNetflixシリーズ『グラスハート』の配信を予定している。

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