3日〜4日は雪ピーク 北陸〜山陰で積雪が急増 道路への影響に要注意 強風も

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2025年01月02日 06:49  日本気象協会

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日本気象協会

3日〜4日は雪ピーク 北陸〜山陰で積雪が急増 道路への影響に要注意 強風も

3日(金)から4日(土)は日本海側で雪の降り方が強まります。5日(日)にかけてのUターンラッシュは積雪や凍結により道路への影響が大きくなる可能性があります。特に北陸や近畿北部、山陰で積雪が一気に増えるでしょう。また、全国的に風が強く、北海道や東北はふぶきによる視界不良も。関東から四国も海沿いの道路は横風の影響が大きくなりそうです。



●Uターン時 雪や風による道路への影響に要注意


3日(金)から5日(日)にかけてのUターンラッシュは、雪や風による道路への影響に注意が必要です。

3日(金)は冬型の気圧配置が続く中、上空の気圧の谷が通過し、強い寒気が流れ込みます。活発な雪雲が北陸付近にかかり、雪の降り方が強まるでしょう。この雪雲は4日(土)朝にかけて近畿北部から山陰へと移ります。このため内陸部を中心に積雪が急に増えるでしょう。積雪や凍結などにより路面の状態が悪化しそうです。スリップ事故による立ち往生などにも注意が必要です。

また、全国的に風が強まります。北海道から東北の日本海側ではふぶきで見通しの悪くなる所があるでしょう。関東から四国にかけても、海沿いを通る道路などは横風の影響が大きくなりそうです。速度規制など道路情報をこまめに確認し、時間に余裕をもって出発してください。

なお、5日(日)は雪のピークは過ぎるものの、積雪や凍結など路面への影響は続きます。雪が弱まっても油断せず、雪道の運転は慎重になさってください。


●雪道運転 万が一に備えての安心グッズ


雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。



このニュースに関するつぶやき

  • 3日(金)から4日(土)は日本海側で雪の降り方が強まります。5日(日)にかけてのUターンラッシュは積雪や凍結により道路への影響が大きくなる可能性があります。能登の地震から1年早いですね。復興
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