限定公開( 6 )
草なぎ剛(50)が、香取慎吾(47)主演のフジテレビ系「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」(9日開始、毎週木曜午後10時)第1話にゲスト出演することが7日、発表された。2人が俳優としてテレビドラマで共演するのは、SMAPで活動していた97年に草なぎの初主演ドラマ「いいひと。」の最終回に香取が友情出演した時以来、約27年半ぶりとなる。
同作は香取演じる大森一平が人生崖っぷちから政治家を目指す物語。一平は選挙で当選するためにイメージアップを狙い、シングルファーザーの義弟家族と暮らす“日本一の最低男”という人物。草なぎは、23年の主演ドラマ「罠の戦争」で自身が演じた主人公・鷲津亨に再び扮(ふん)し、香取演じる“最低男”の一平と、夢の共演を果たす。
「罠の戦争」は息子を瀕死(ひんし)の重体に追いやった事件の犯人と、それを隠蔽(いんぺい)しようとする国会議員への復讐(ふくしゅう)に燃える議員秘書・鷲津亨(草なぎ)の姿を描いたドラマ。その最終回で、衆議院議員となった元妻・可南子の秘書として新たな人生を歩み始めた鷲津だったが、今作でも雛田可南子衆議院議員の政策秘書として登場する。作中で、区議会議員となって人生一発逆転を狙う一平と、頭脳明晰(めいせき)・冷静沈着な議員秘書の鷲津が、奇跡の初対面となる。
撮影は昨年12月中旬に埼玉県内のホテルにて行われた。2人の貴重なドラマ共演とあって、現場はいつも以上の緊張感に包まれていたが、当の2人はリラックスモード。撮影の合間には、スタッフも交えて世間話で盛り上がる一幕もあった。しかし本番になると、一転して切り替わり、確かな演技力で一平と鷲津になりきり、真壁役の安田とともに見応えのあるシーンを作り上げていった。
撮影を終えた草なぎは、香取との共演について「楽しかったですね〜」と回想。「実は、僕が初めて主演を務めたドラマ『いいひと。』で、最終回に慎吾ちゃんがワンシーンだけ出てくれたんですよ。そんな懐かしいことも思い出したりしながら撮影に臨みました。安田(顕)さんや(橋本)じゅんさんとお会いできたのもうれしかったです」と喜び続きの収録となった。
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フジテレビ系で11年ぶりに主演を飾る香取について「おめでとうございます」と祝福。「主題歌も慎吾ちゃんが歌うそうで、お芝居からも、歌声からも放たれる、慎吾ちゃんの周りの人をハッピーにするオーラが、世の中を元気に明るく勇気づけてくれると思うので、本当に楽しみです。たくさんのパワーが画面から飛び出してくるような、そんなすてきなドラマになることを願っています。いつもそばにいる僕からすると、本当に鼻が高いです。最後まで頑張ってください!」とエールを送った。
◆最近の香取と草なぎのコラボ 草なぎ主演「罠の戦争」(23年)の主題歌を「香取慎吾×SEVENTEEN」が担当。香取が萩本欽一のマネジャー役で出演したスペシャルドラマ「欽ちゃんのスミちゃん 〜萩本欽一を愛した女性〜」(24年/日本テレビ系「24時間テレビ47」内で放送)のナレーションを草なぎが務めた。
※草なぎのなぎは、弓ヘンに前の旧字体その下に刀
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