「パートナーにも野球を好きになってほしい!」 そんな時どうする?【山本萩子の6−4−3を待ちわびて】第148回

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2025年01月10日 12:11  週プレNEWS

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野球に興味をもってもらう方法について語った山本キャスター

みなさんこんにちは、野球大好き山本萩子です。

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「パートナーが野球に興味がないのですが、どうしたら興味を持ってもらえるでしょうか?」

こういう質問をよく受けます。私の感覚ですが、野球への興味は男女差があると感じています。男性は過去に野球をやっていた、あるいはどこかでやったことがある方が多いはず。野球というスポーツに触れる機会が多いからこそ、親しみを感じている人も多いのかなと思います。

一方で、近年は女性のファンも増えていますが、男性に比べると野球に触れる機会が少ないだろう女性は、大人になっても野球と疎遠なままの方も多いと思います。以前は、日常的にテレビでも試合が中継されていましたが、最近はずいぶん減りました。そんななかで、野球に興味を持ってもらうにはどうしたらいいでしょうか。

野球に親しみを抱きづらい理由のひとつに、「ルールが難解」という意見がありますが、そういう方には、まず一流選手のプレーを見てもらうのはどうでしょう。ルールがわからなくてもプレーの美しさに圧倒され、そこから野球にハマっていった、という例もあると聞きます。近年では、大谷翔平選手の活躍で野球に興味を持った方もたくさんいるでしょうね。そんな人たちこそ、"沼"に引き摺り込むチャンスともいえます(笑)。

一緒に球場に行くのもいいですね。非日常の空間ですし、球場内の食べ物やビールの美味しさを伝えて誘ってみるのもいいと思います。イベントや楽しいことが好きな人は、球場に足を運べばハマるような気がします。

数字が好きな人には、データで攻めるのもありかもしれません。うちの姉は、幼い頃は野球にそこまで興味がなかったんですが、今はすごく好きなんです。姉は研究職&理系。そういうタイプの人と、データが重視される野球は相性がよかったのかなと。数字を通してプレーを見ることが新鮮で、面白く感じるのかもしれません。

あとは、選手の名前を覚えることでしょうか。高校野球の地方予選をテレビで見るという方も、なじみのない高校同士の試合だと、最初はなかなか没入しづらいことがないですか? しかし試合の経過とともに、選手の名前や小さなエピソードなどをインプットすることで、どんどん熱中していくんじゃないかと。

私もMLBは、選手の名前を覚えてからぐっと楽しくなりました。当たり前なのですが、野球は人間がやるスポーツ。選手個人のことをより知るようになると、どんどん野球が好きになっていきます。

"推し"の選手を作るのもいいですね。最初は見た目でもいいと思います。私は引き締まった体つきの選手が好みなので、そういう視点で探すのも面白いかもしれません。元プロの選手に聞くと、スターになる選手というのは"顔つき"がいいそうです。自信が顔に表れている。そういう選手を探すのも楽しいんです。

さて、ここまで語ったことも含め、私が考えるパートナーに野球を好きになってもらう方法をまとめてみましょう。

1)スーパープレー集を見せる

やはり一流選手のプレーは、多くの人間を魅了するものです。

2)一緒に球場に行く

百聞は一見にしかず。球場で野球の熱を体感することが何よりも大事だと思います。

3)見た目が好みの選手を探す

その結果、選手の成績やチームの動向が気になります。選手名鑑を買うといいかもしれません。

4)新人選手を"青田買い"する

未完成の選手たちを、親のような視点で見るのも面白いものです。その選手が活躍するようになったら、「昔から見ていた」と言えるのも嬉しいですよ。"成長銘柄"を見定められたら、その後も応援したくなります。

5)勝手に順位を予想する

パートナーとシーズンの順位を予想し合えば、ペナントレースが最後まで楽しめると思います。

こんなところでいかがでしょう。それでは、また来週。

構成/キンマサタカ 撮影/栗山秀作

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