マーベル・スタジオが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のティ・チャラ/ブラックパンサー役の再キャスティングに意欲的だという。
もともと故チャドウィック・ボーズマンが2016年の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」と「ブラックパンサー」で演じた同キャラクターだが、ハリウッドのインサイダー、ジェフ・スナイダーによると、マーベルは現在ティ・チャラ役の俳優を探しているそうだ。
スナイダーは、MCUがマルチバースを取り入れたことから、マーベルはティ・チャラの再キャスティングを検討しており、これまでアイアンマン役を演じてきたロバート・ダウニー・Jr.がドクター・ドゥーム役で「アベンジャーズ/ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ」で同シリーズに復帰することも影響していると説明する。
マーベルは、昨年秋にティ・チャラ役をある俳優にオファーしたものの、強い印象を残したチャドウィックの後任となることで、自らの「キャリアを危うくする」可能性を懸念して断られたという。
チャドウィックは「ブラックパンサー」に主演後、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」に出演し、2020年に大腸がんにより43歳の若さで帰らぬ人となった。2022年には、ティ・チャラの妹シュリ(レティーシャ・ライト)に焦点を当てた「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」が公開されている。
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