今日12日 九州は大雪に注意 太平洋側も雲が多く 関東など雨や雪の所も

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2025年01月12日 06:09  日本気象協会

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日本気象協会

今日12日 九州は大雪に注意 太平洋側も雲が多く 関東など雨や雪の所も

今日12日、九州では山地で大雪となり、平地でも積雪となる恐れがあります。積雪や路面の凍結による交通機関への影響に注意。近畿〜関東など太平洋側でも雲が広がりやすく、雨や雪の降る所があるでしょう。厳しい寒さの一日となりそうです。



●二つの低気圧が日本海と本州の南を東進


今日12日は、2つの低気圧が日本海と本州の南をぞれぞれ東へ進む予想です。また、西日本には上空1500メートルでマイナス6℃以下と平地で雪が降る目安の寒気の流れ込みが続く見込みです。


●九州は大雪の恐れ 平地でも積雪か


九州北部では雪や雨が降り、山地(標高200メートルを超える地域)で大雪となり、平地でも積雪となるおそれがあります。特に佐賀県の山地では雪が降り続いた場合、警報級の大雪となる可能性もあります。

明日13日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
福岡県山地 10センチ
佐賀県山地 15センチ
長崎県山地 10センチ
大分県山地  5センチ
熊本県山地  5センチ

福岡県平地  3センチ
佐賀県平地  3センチ
長崎県平地  1センチ
大分県平地  2センチ
熊本県平地  2センチ

積雪や路面凍結による交通機関への影響に注意が必要です。車は冬の装備で、雪道に慣れない場合は公共交通機関を使うなど、無理のないようにしてください。


●太平洋側も雲が多く、雪や雨の降る所も


本州の南を進む低気圧に伴うまとまった雨雲や雪雲は主に海上を通過しますが、四国や近畿、東海、関東は雲が広がりやすく、昼頃から所々で雨や雪が降るでしょう。平地で雪がしっかりと積もるような降り方にはならない見込みですが、日差しが少なく、厳しい寒さの一日となる見込みです。大阪や名古屋、東京など、日中も10℃に届かないでしょう。万全な寒さ対策をなさってください。


●日本海側で晴れ間も大気の状態が不安定に


中国地方や北陸は晴れ間も出ますが、所々で雪や雨が降るでしょう。大気の状態が不安定になり、雷を伴う所もありそうです。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意してください。

東北は雲が広がりやすく、所々で雪が降り、雷を伴うことがあるでしょう。北海道は日本海側も日差しが届く見込みです。雪が降るのは一部となるでしょう。


●冬道の運転 注意するキーワードは「ふゆとじこ」


この時期、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。早めに冬用タイヤに取り換えたり、タイヤチェーンを用意したりしましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3) 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4) 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。



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