鉄拳“素顔公開”に抵抗なし 渋い!と話題で「素直にうれしい」 『べらぼう』インタビュー

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2025年01月25日 10:00  ORICON NEWS

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大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』に出演する鉄拳 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の横浜流星が主演を務める、大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)。今回は、礒田湖龍斎役で大河ドラマ初出演を飾る鉄拳にインタビュー。放送前から“素顔”での出演が話題を集めているが「僕、意外と素顔を出しているんですよ。『情熱大陸』とか、フジテレビの月9ドラマにも素顔で出演していましたし、特に問題はないです。大河ドラマにめちゃくちゃ出たくて、これはチャンスだなって。出たい方が勝ちましたね」とあっけらかんと話した。

【写真】素顔が渋い!鉄拳の出演シーンを先行公開中

 インタビュー当日も、額に「べらぼう」と書いたメイク姿で記者の質疑に応じた鉄拳。「元々は父にバレないためにメイクをしたんです。父がお笑い芸人大嫌いだったんで、それを隠すために」。「でも父にももうバレているし、うちの近所の人にもみんなバレてるので」と笑い飛ばした。

 話題となっている素顔出演に関しても「基準は特になくて。鉄拳でいいんだったら鉄拳で出ますけど、『素顔を出してください』って言われたら意外と出しますから(笑)。特にこだわりはないですね」。出演発表後は、SNSで「エゴサーチとかしました」といい「皆さん結構いいこと書いてくれていましたね。『渋い!』とか(笑)。素直にうれしかったです」と笑顔を浮かべた。

 鉄拳が演じる礒田湖龍斎は、蔦重(横浜流星)が企画して、西村屋与八(西村まさ彦)と共に出版した『雛形若菜初模様』の絵師。吉原の女郎たちに新しいデザインの着物を着せて描いた雛形本の浮世絵版の先駆けとして、当時の女性たちの関心を集めることになる…という役どころだ。

 「僕はセリフも上手くなくて、滑舌も悪い。僕に指名がかかったのは、絵を描けるという点のみだと思うんです。絵を描けなかったら呼ばれる意味がないと思って、もう必死に練習をしました」。自宅でも筆をとり黙々と練習に励んでいる。

 湖龍斎が絵を描くシーンは、手元の寄りでも鉄拳本人が演じており、その腕前に注目が集まる。初登場となる第4回は「リアルタイムで視聴します」と話し「『悪いことは書かないでください』って言っといてください。褒められて伸びるタイプなんで褒めてください(笑)」と呼びかけていた。

 放送100年を迎える2025年は、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、ときに“お上”に目をつけられても“面白さ”を追求し続けた人物“蔦重”こと、蔦屋重三郎が主人公。親なし、金なし、画才なし……ないないづくしの“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快楽児・蔦重は、文化隆盛の江戸時代中期に喜多川歌麿、葛飾北斎、山東京伝を見出し、日本史史上最大の謎の一つ“東洲斎写楽”を世に送り出す。脚本は森下佳子氏が担当。江戸時代の版元で浮世絵師の喜多川歌麿や葛飾北斎を世に出したことで知られる蔦屋重三郎の生涯を描く。

 鉄拳が初登場する第4回「『雛形若菜』の甘い罠(わな)」(26日放送)は、『一目千本』で成功した蔦重(横浜流星)は、次なる一手に、呉服屋の入金で店の着物を着た女郎の錦絵を作る計画を立てるも、自身の知名度の低さで資金集めに苦戦する。そんな中、西村屋(西村まさ彦)が共同制作の話を持ち掛け、錦絵作りは順調と思われたが。一方、田安治察(入江甚儀)亡き後、賢丸(寺田心)は、田沼意次(渡辺謙)が画策した白河藩への養子の一件を撤回するため松平武元(石坂浩二)にある頼みを命じるが…というストーリーが展開される。

このニュースに関するつぶやき

  • 鉄拳さん、結構男前なんだよね。絵が描けるし、絵師の役はぴったりじゃないかなぁー。
    • イイネ!9
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