株式会社オートテクニックジャパン(ATJ)は、2025年シーズンも全日本ロードレース選手権JSB1000クラスにフル参戦。鈴鹿8時間耐久ロードレースEWCクラスにエントリーすることを発表。ライダーは、岩田悟に加え、鈴木光来が新加入し、2台体制でJSB1000クラスに挑むことになった。
岩田は、早くもチーム加入6年目を迎える。表彰台まであと一歩というレースもあったが、他のチームとは違うアプローチでマシン作りを行い着実に速さを身につけてきた。昨年の最終戦鈴鹿では予選で一時2番手につける場面もあった。ファクトリー勢に抜かれポジションこそ4番手となったが、2分04秒513というインパクトのあるタイムを記録したのは記憶に新しい。
新しく加入する鈴木は、ST600クラスからのスイッチとなるが、昨年、鈴鹿8耐にTeam ATJから参戦しており、チームの環境は分かっているのは強みとなるだろう。1000ccでのスプリントレースは初めてとなるが、期待のルーキーとなりそうだ。
■大谷雄一(チーム代表)
「まずはTeam ATJの活動にご支援とご協力、そしてご声援をくださる全ての方々に感謝を申し上げます。発足以来7年目のシーズンとなりますが、今年は2台体制とし、さらなる技術の探求や、厳しい現場だからこその人間力の向上を目指しチャレンジして参ります。ご声援いただけますようよろしくお願い致します」
■岩田悟
「2025年シーズンもTeam ATJから6シーズン目の参戦ができることを大変うれしく思います。開幕戦から表彰台を目指してチーム一丸となって頑張ります。今年は2台体制となり、スタッフも増員となるので、チーム全体が同じベクトルを向けるように、しっかり舵取りができればと思っています。2025シーズンもTeam ATJの応援をよろしくお願いいたします」
■鈴木光来
「2025シーズンから、Team ATJより全日本ロードレース選手権JSB1000クラスに参戦できることをとてもうれしく思います。今シーズンはチーム、そして岩田選手から多くのことを吸収し、学びのシーズンにしたいと思います。気持ちが空回りしないよう、焦らず落ち着いて1戦1戦、戦っていきたいと思います。今シーズンも応援のほど、よろしくお願いいたします」
■中津原尚宏(監督)
「2025シーズンも、岩田悟選手と共にJSB1000クラスへ参戦できる事をうれしく思います。岩田選手とは立上げ直後から共に成長することができ、チームに必要不可欠なライダーとなっており、そんなトップライダー岩田選手のもとで、若手ライダーの鈴木光来選手を招き経験を積ませながら、レースにチャレンジする素晴らしい育成環境をツールとして活用し、Team ATJスタッフ、ライダーの成長へ繋がる1年とします。岩田選手と鈴木選手の実力を発揮させる体制で臨みますので、2025年シーズンもTeam ATJのご声援よろしくお願いいたします」