2025年桜開花予想(第1回) 開花トップは福岡・高知で3月20日 東京は22日

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2025年01月29日 14:20  日本気象協会

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日本気象協会

2025年桜開花予想(第1回) 開花トップは福岡・高知で3月20日 東京は22日

今日29日、日本気象協会は「2025年桜開花予想(第1回)」を発表しました。桜の開花トップは、福岡・高知で3月20日予想。東京は22日に開花予想。2025年の桜の開花は、西日本は平年並み、東日本では平年並みか早く、北日本は平年より早いでしょう。



●開花の傾向


2025年の桜の開花は、西日本は平年並み、東日本では平年並みか早く、北日本は平年より早いでしょう。

今年の桜の開花は、3月20日に福岡と高知からスタートする見込みです。東京では22日に、名古屋では23日に、大阪では25日に開花し、3月末までに九州から北陸にかけての広い範囲で開花するでしょう。

4月に入ると、桜前線は東北まで北上し、4月2日には仙台で、16日には青森で開花する見込みです。4月下旬には北海道へ到達し、札幌では23日に開花するでしょう。

昨年(2024年)の秋は全国的に高温傾向で、桜の花芽の休眠に影響するとみられる11月の気温は、西日本ではかなり高くなりました。一方で、12月の気温は全国的に平年並みか低くなり、西日本では1月も平年より低めに経過しています。

今後、西日本と東日本では、2月上旬は厳しい冷え込みになりますが、2月中旬から3月の気温は平年並みか高く推移する見通しです。11月は高温となったものの、その後、桜の花芽は寒さにさらされ、休眠打破※の遅れの影響は小さいとみられます。3月は暖かい日が多くなると予想されることから、桜のつぼみは順調に膨らんで、 開花はおおむね平年並みとなるでしょう。北陸や甲信などでは平年より早いところもある見込みです。北日本は、2月から4月にかけての気温は平年より高いと予想され、桜の開花は平年より早いでしょう。

※休眠打破:前年の夏に形成され休眠に入った花芽が、冬になり一定期間の低温にさらされて目覚めること


●言葉の説明


平年:1991〜2020年の平均値

かなり早い :平年よりも7日以上早い
早い :平年よりも3日から6日早い
平年並 :平年との差が2日以内
遅い :平年よりも3日から6日遅い
かなり遅い :平年よりも7日以上遅い



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