フジテレビ・中居正広氏の問題をめぐる「週刊文春」記事内容の訂正・謝罪に絡み、この訂正に至るきっかけとなった橋下徹氏が29日、カンテレ『旬感LIVE とれたてっ!』(月〜金 後1:50)に出演し、経緯を語った。
【写真】深々と…頭を下げて謝罪した港浩一氏らフジテレビ幹部 橋下氏は「文春」を読み込んでわかったことを、番組内であらためて指摘。その上で「週刊文春もある意味偉かったのは、僕は週刊文春の内容が変わったというのはこの番組でも言ったし、他の番組でもずっと言ってたんですよ。その時は地上波では何も取り上げられなかったけれど、週刊文春が僕の発言を聞いて、僕にインタビューを申し入れしてきたんです」と明らかにした。
そして「僕はフジテレビの話とかいろいろ言ってるから、週刊文春のインタビューに関しては、週刊文春に対して言いたいことをとにかく1時間言わしてくれと話をしたら、もう思う存分言ってくれ、と」とやりとりがあったと説明。インタビュー対応は「真摯」だったとした。
「文春」の訂正箇所については「ものすごい核心的な変更だから、謝罪が必要だと言い続けた」という。時系列では「(文春側は)1月6日の段階で事実がちょっと違うぞということを気づき、僕の謝罪申し入れも1月十何日ぐらい、そこから約10日以上、約2週間くらい、訂正せずに放置していた」とした。無料で読める訂正はフジテレビ2回目会見の翌日となり「文春もここすっごい問題になると思う」と私見を述べた。
「橋下さんは文春も記者会見をした方がいいと思われる?」と問われ、橋下氏は「僕は思う」と答えた。
他方で、議論の中では「文春の取材力も立派だと思っている」とし、「フジテレビも調子に乗っちゃいけない」と改めて論点を整理した。
【訂正】記事初出時、番組内での橋本氏のコメントを掲載しましたが、その後、橋本氏の公式Xで「僕が取材で指摘したのは22日。放置は5日。訂正。番組での指摘はもっと前やけど」と投稿されましたので、見出しを修正いたしました。