中国、対米報復関税を発動=改めて対話呼び掛け

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2025年02月10日 17:01  時事通信社

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時事通信社

中国江蘇省の南京港に積み上げられたコンテナ(AFP時事)
 【北京時事】中国国営中央テレビは10日、米国産品に対する最大15%の報復関税が同日付で発動されたと伝えた。トランプ米政権による対中追加関税への対抗策だ。米中の措置が世界経済に及ぼす影響が懸念される中、中国政府は同日、貿易戦争に勝者はいないと主張した上で、米国に改めて対話を呼び掛けた。

 中国は10日付で、米国産の液化天然ガス(LNG)や石炭に15%、原油や農業機械に10%の関税を上乗せした。

 中央テレビは、中国の対抗関税が始まったと伝えた上で、中国国際貿易促進委員会の任鴻斌会長が同日、国有資源大手幹部らとともにカザフスタンに向かったと報道。米国に代わる供給元を開拓する狙いを示唆した。 

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