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朝顔を洗うときは水だけにするべきなのか、洗顔料を使うべきなのか――夜のお風呂でしっかり顔を洗った場合などにはなおさら迷ってしまう疑問について、大手化粧品メーカーの資生堂に聞きました。
●朝の洗顔は、洗顔料を使った方がいい?
―― ズバリ、朝の洗顔は水だけか洗顔料を使うか、どちらがよいでしょうか。
資生堂: お肌のために、資生堂では洗顔料を使ってしっかり汚れを落とすことをおすすめしています。
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―― 洗顔料を使うことが肌のためになる理由を教えてください。
資生堂: 実は、寝ている間にも汗や皮脂は分泌されています。また、ほこりも付着している状態のため肌は汚れています。これらをそのままにしておくと、肌荒れやニキビを引き起こしたりくすみや酸化の原因になったりするため、スキンケアやメイクの前に汚れをしっかりと落として素肌の状態を整えることが大切です。
●洗顔のポイント
―― 他にも、洗顔のポイントなどあれば聞きたいです。
資生堂: 洗顔は朝・夜の1日2回をおすすめしています。肌質にあった洗顔料を選び、洗顔後はしっかり保湿ケアすることが重要です。
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洗顔のやり方としては、まずは手の汚れを落とし、水かぬるま湯で顔を素洗いしてください。これは、汚れた油分が手や顔に残っていると、洗顔の泡立ち効果が半減してしまうためです。
次に、逆さにしても落ちないくらい弾力のある泡で洗うと効果的です。泡立ちが少ないと泡がつぶれやすいため、汚れを吸着する力が弱まったり、摩擦によって肌への負担が大きくなったりします。
そして、すすぎは約1分を目安にしてください。ぬるま湯で丁寧に洗い流し、すすぎ残しがないようにすることが大切です。ちなみに、「ぬるま湯」なのは、熱いお湯で洗顔すると皮脂が取れすぎてしまい、乾燥や毛穴の開き、洗顔後のつっぱりの原因になり得るためです。
なお、資生堂の洗顔料は、肌の汚れを取り除き清潔にする働きに加え、「バリア機能」と「保湿機能」を守るスキンケア効果、さらに後から使うスキンケアの浸透を高める効果があります。
例えば、医学部外品の「d プログラム エッセンスイン クレンジングフォーム」は、敏感肌でも使いやすい低刺激設計ですが、美容成分配合のクリーミーな泡で、花粉やちりなど肌荒れの原因となる微粒子までしっかりオフできます。
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(了)
※取材・画像協力:資生堂
●文:近藤仁美(こんどう・ひとみ)
クイズ作家。国際クイズ連盟日本支部長。株式会社凰プランニング代表取締役。これまでに、『高校生クイズ』『せっかち勉強』等のテレビ番組の他、各種メディア・イベントなどにクイズ・雑学を提供する。国際賞「Trivia Hall of Fame(トリビアの殿堂)」殿堂入り。著書に、『クイズ作家のすごい思考法』『人に話したくなるほど面白い! 教養になる超雑学』などがある。
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