ママスタ子どもとのお出かけは、子どもにとってさまざまな刺激を受けたり、親子の思い出になったりといいことがたくさんありますよね。特に子どもが小さいほど、家の中でじっとしているとママにとってもストレスが溜まりがち。いろいろなところにお出かけするのはいいリフレッシュにもなります。そんななかママスタコミュニティには「旦那が仕事のときに、子どもと妻だけで外食したり遊んだりするのってダメなこと?」というタイトルでこのような投稿がありました。
『仕事から帰ってきたときに「今日はちょっと遠くの公園に行って外食してきたよ」と旦那に話をしたら、「それわざわざ遠くに行く意味ある? 外食っていくらしたの? 贅沢ですねー」などと言われました。私は嫌味だなと感じました。せっかく楽しんできたのにと悲しく思いましたが、旦那の立場からしたら腹が立つことなのでしょうか』
お子さんの年齢や投稿者さんも働いているのかなど、詳細はわかりませんでした。しかし公園に行ったとのことですから、まだまだ小さいお子さんなのでしょう。いつもとは違う少し遠くの公園に子どもを連れて行き、外食をして帰ってきたという報告を聞いて嫌味を言ってきた旦那さん。投稿者さんはママたちに「旦那からするとこれは腹が立つことなの?」と疑問を投げかけていました。
器が小さすぎ!うちの旦那ならむしろ「ありがとう」と言ってくれるよ
『うちの旦那は「よかったね、子どもの面倒を見てくれてありがとう」と言うよ。旦那が仕事のときは妻子も家でじっとしていろと?』
『全然ダメなことじゃない。うちは「子どもとの外食が大変じゃなきゃ、たまには気分転換に外食でもしてきたら?」と勧められたよ』
「贅沢ですねー」などと言ってきたという投稿者さんの旦那さん。この旦那さんに対してはママたちから「器が小さすぎる」「うちの旦那ならよかったねと言ってくれるよ」といった意見が多数寄せられていました。旦那さんがこんな嫌味を言ってきたのは、きっと自分が一生懸命に働いているときに投稿者さんが自分の稼いだお金を使って贅沢をしていると思ってイラっときたのでしょう。ただ投稿者さんとしては自分だけが遊びに行ったのではなく、子どもを公園に遊ばせに連れて行き、その流れで外食したという立派な育児です。投稿者さんが育児を担ってくれているという視点がすっぽり抜けている旦那さんに対しては批判が殺到していました。
『モラハラだよね。うちの旦那も嫌みを言ってくる。無視して出かけまくる私と子ども。嫌みを言う割に土日はどこにも行かない。ムカつく』
投稿者さんの旦那さんのように、子どもとお出かけをしたと報告すると嫌味を言ってくる旦那さんは少なくないのかもしれません。ママのなかには「うちの旦那も同じ感じだから、嫌味を無視して子どもとたくさん出かけているよ」という声も。旦那さんに何を言われようと投稿者さんは間違えたことをしていない自信があれば、気にせずにお出かけや外食をしてもいいのではないでしょうか。
家計に余裕がないのにランチ三昧なら、旦那さんの気持ちもわかるけれど
『頻度と程度による。二馬力で比較的余裕があるならいいけど、旦那のみ働いて家計は余裕がないのに頻繁に遠出したり、外食されたりしたら嫌だろうなとは思う。でもさすがに一度二度でそんな気持ちにはならないけど』
一方で状況によっては旦那さんがそのように嫌味を言ってくるのも理解できるという意見もありました。たとえば投稿者さんが専業主婦で働いておらず、普段から食事や買い物にたくさんのお金を使っていたり旦那さんは少ないお小遣いでやりくりしていたりするのであれば、旦那さんとしても「俺が働いているときに……」と多少不快な気持ちになることもあるでしょう。また今回のようなお出かけと外食がたまにではなく頻繁で、かつ支出額も大きいとなると「贅沢しすぎじゃない?」と思ってしまう場合もあるかもしれません。
『2人の子どもを喜ばせるために遊びに連れて行ってるのにね』
『「子どもが楽しむのはいいけど、妻は便乗して楽しむなよ」と思っているんじゃない?』
『専業の嫁がママ友ランチ三昧なら嫌味もわかるけど、三連休にわが子を遠くの公園へ連れて行ってくれた嫁に対して何を言っているの?』
ただ投稿者さんがお子さんをいつもとは違う少し遠くの公園に連れて行ったのは、あくまでお子さんを楽しませるためでしょう。2人の子どもを喜ばせるために必要な出費だったことを理解してくれる旦那さんであれば、「贅沢ですねー」などと嫌味は言わないのではないでしょうか。また旦那さんはお子さんが楽しむのはいいけれど、投稿者さんが一緒にお金を使って楽しむのが許せないと思っているタイプなのかもしれません。「うちの義父はランチタイムに外食に行ったら店内にいる女性3人組を見て嫌味を言っていた」というコメントもありました。「旦那が仕事をしているときに妻が外食をする」というワンシーンだけでも気に食わない人は一定数いるのかもしれません。
旦那がそういうタイプだとわかっているなら、それなりの対応をしてみて
『うちの旦那もそういうタイプ。だからもう言わないことにした』
『心の狭い旦那には外食したことは黙っておこう。家計簿レシートチェックが入るなら、「子どもと私だけで外食してごめんね!」と嘘っぱちの謝罪をしておこう』
『今度から「パパが頑張ってくれているから、ありがとう」を前置きにつけるとか?』
『うちは子どもとお出かけついでにホテルでランチするときはいちいち話さないよ。あとは旦那の夕ご飯用にデパ地下オードブルとかをお土産にしたりして、「仲間外れにしたわけじゃない」風に気遣いはする』
投稿者さんの旦那さんと同じように、自分が働いているときに妻が楽しい思いをすることが気に食わないタイプの旦那さんを持つママたちからは、対処法も寄せられていました。まずは「そもそも旦那には報告しない」という方法です。きっと旦那さんはこれからも投稿者さんとお子さんのお出かけに対して不快感をあらわにするでしょう。投稿者さんが求めるような「よかったね」といった好意的なリアクションをしてくれる可能性は低そうです。そのため旦那さんに報告したところで投稿者さんも嫌な思いをすることになるでしょうから、旦那さんには黙っておくほうが得策です。もしも支出チェックなどが細かく入るのであれば、「子どもがお腹空いたと言ってグズっちゃって」などと適当な言い訳をしてもいいでしょう。
また報告するとしても旦那さんに「いつもありがとう」「お仕事お疲れ様」と前置きの言葉を伝えておいたり、お土産を買っておいたりするのもいいかもしれませんね。旦那さんとしては、自分抜きで家族が楽しい思いをしていることに不満があったのかもしれません。「今度は一緒に行こうね」と伝えたり夕ご飯を豪華にしたりすることで、不要な喧嘩も避けることができるのではないでしょうか。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・Ponko
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