音楽専門校の特別顧問に就任した布袋寅泰 (C)ORICON NewS inc. ギタリストの布袋寅泰(63)が、デジタルに特化した音楽専門校「バンタンミュージックアカデミーPOWERED BY ユニバーサルミュージック」の特別顧問に就任することが決定し、18日に都内で行われた記者発表会に登場。入学希望者の学生にエールを送った。
【写真】オールブラックスーツでビシッと登場した布袋寅泰 同校は、日本で初めてユニバーサルミュージックが提携した音楽スクール。高等部、専門部、大学部を設置し、大卒・高卒資格を取得しながら実践的な音楽スキルを学べる、デジタルに特化した新しい音楽専門校として、2026年4月に開校する。
ユニバーサルミュージックのプロフェッショナルのほか、最全線で活躍するプロが講師を務める。さらに、2021年にメジャーデビューした、新世代アーティストのimaseによる特別講義も開催する予定としている。
発表会で入学希望の学生から「音楽業界を目指すことを不安に思ってしまうこともある」という声が寄せられると、布袋は「そりゃそうですよね。人間ですから。僕らの場合だって、成功したら、成功したらで、不安にもなる」と明かす。
「ただ」と続け、「音楽業界っていうのは、いろんな役割を持った人たちが力を発揮して、支え合いながら音楽を作っていく。こういうスクールでは、自分だけの中では答えが出ないものを、人の作品を聞いたり、人のアプローチを見たりしながら、こういう考え方もあるんだっていう風に、それぞれ影響を与えたり受けたりしていくはず。そうやって不安を乗り越えたり、逆に誰かを支えていく。そういう意味もすごくあるんじゃないかなと思います。みんな不安になりますから、そのことを不安に思わなくて大丈夫。頑張って」とエールを送った。
同校では、音楽の多様化に応じたカスタム可能なカリキュラム、ユニバーサルミュージックのアーティスト・クリエイターや社員による実践的な授業、ユニバーサルミュージック等の音楽業界の企業での現場実習、インターン、産学連携授業などを取り入れる。
アーティストやクリエイターを目指す生徒には、優秀者にメジャーデビューの機会が提供される学内限定オーディションを実施。音楽業界の企業への就職を目指す生徒には、企業説明会や、キャリア相談会を実施し、音楽業界での活躍を全面バックアップする。また、通学が難しい人に向け、週1で通えるオンラインコースも設置する。