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「先月突然現れた子がどんどんお腹が大きくなっている。写真は数週間前で現在は更にお腹が大きくなっていると。遺棄され妊娠したのか、妊娠中に遺棄されたのか…」
妊娠してお腹が大きくなっているシャム猫を見つけたことを、千葉県内でTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す)活動などに取り組む保護猫ボランティア「れんげ」さん(@8rjXhLaRHFwK9l2)がX(旧Twitter)で報告。翌日の2月11日に保護しました。連日の投稿には、「保護猫活動、有難う御座います」「寒い中出産することにならずに良かった」と感謝のコメントが寄せられるなど注目を集めました。
保護現場、猫の遺棄が多いところ…人馴れしていてすぐ寄ってきた
れんげさんによると、TNRが済んでいる場所で「1カ月前くらいから突然見慣れない子が現れた」といろいろな人から相談されていたとのこと。「お腹がどんどん大きくなってきた」と聞いて、2月10日に現場に見に行ったといいます。
「忙しくてなかなか見に行けずにいたら、妊娠していたようで…急いで現場に足を運びました。現場は一斉TNRがされた場所で、見かけない子が現れたらすぐに分かります。以前から遺棄が多い場所で、人馴れしていてすぐに寄ってきたこともあり遺棄ではないかと思います。捕獲器を仕掛けなくても素手で捕まえられ、キャリーに入れてその足で病院に行くことができました」
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妊娠後期、いつ産まれてもおかしくない
病院で診てもらったところ、シャム猫は1歳から2歳くらいの若い猫で、妊娠は後期。子猫がいつ産まれてもおかしくないといわれれたそうです。
「ずっとおとなしかった子がエコーの最中いきなり診察台から飛び降り診察室中逃げ回りました…私には子どもを守ってるように思えてしまいました。妊娠初期なら堕胎するつもりでしたが出産させる方向に。あと数日で生まれてくる生命とこの子を里親さんにつなぎたいと思いました」
現在は病院で怖い思いをさせてしまったことと、知らない場所に連れて来られ不安なのかご飯をあまり食べてくれないとのこと。今後、れんげさんはシャム猫の出産を見守り、離乳したら親子ともに里親さんを探す予定だそうです。
(まいどなニュース特約・渡辺 晴子)
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