「米津玄師 260円」――。福岡市地下鉄の駅構内に貼り出された、目を疑うような掲示がX(Twitter)で話題です。きっかけとなった投稿は記事執筆時点で約18万件の“いいね”を獲得し、1390万回表示を突破しています。
●思わず二度見する“謎表記”
投稿者は、鉄道関連の情報を多く投稿しているXユーザーのわじろ(@wajiro_ao)さん。話題になったのは、福岡市地下鉄の博多駅構内に掲示された臨時の貼り紙の写真です。
そこには、「米津玄師 260円(最寄駅:唐人町)」という何を示しているのか分からない表記が。まるでアーティストの米津玄師さんが260円で販売されているかのような、あまりに説明不足な貼り紙です。
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実はこの写真が撮影された2月8日は、米津さんの全国ツアー「米津玄師 2025 TOUR / JUNK」の福岡公演がみずほPayPayドーム福岡で行われていたのです。親切にも、「ライブ参加者はここから運賃260円の唐人町駅へ」と教えてくれていたわけですね。
●大反響の投稿に福岡市地下鉄公式も反応
Xでは、「わかってはいるけど面白いww」「何回見てもウケる」「わかりやすいwww」と笑ってしまう人が続出。「値下げされた米津玄師」「作った人ナイス」「『ドーム行き』とかいろいろ言い方はあると思うのに『米津玄師』と簡潔に表記したの最高」と、独特な表記方法へのツッコミも多数寄せられました。
さらに、福岡市地下鉄の公式Xアカウント(@Chikamaru_info)も同日にわじろさんの投稿を引用し、「米津玄師さんまでは 博多からは260円 空港からは300円 天神からは210円 となっております!」と詳しい運賃を追加で告知。「ライブ終演後は臨時列車を運行し、初ドームライブを全力で応援いたします!」とも伝えました。
画像提供:わじろ(@wajiro_ao)さん
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