いつも我慢して素通りしていたお弁当屋さんに、給料日のご褒美で寄ってみたら……。投稿者が遭遇した胸熱展開を描いた漫画がInstagramに投稿されました。記事執筆時点でこの漫画の“いいね!”は4万8000件を超え、「素敵(涙)」「若い頃を思い出す」といった声が寄せられています。心にしみる。
投稿者は二人の娘を育てるママ・ごぼふくさん。SNSで、温かなタッチで描いた日常の出来事を公開しています。以前には、子連れでバスに乗ったときのエピソードが話題になりました。今回は、若かりし日のお弁当屋さんでの思い出。
一人暮らしを始めたばかりのごぼふくさんが、帰り道にあるお弁当屋さんに寄ったときの出来事。いつもは我慢して通り過ぎていましたが、給料日のご褒美として、この日は買ってみることにしました。
驚くことにお弁当屋さんの店員さんたちは、ごぼふくさんのことを知っていた様子。年配の女性が「ここの前通る度にねー いつも食べてるのかなーって心配してたのよー」と声をかけ、男性も笑顔で迎えてくれます。
|
|
そして女性は「唐揚げとご飯大盛りにしといたから!」「食べれなくてもみそ汁だけでもすすって仕事いくのよっ」と豪快に唐揚げ弁当を渡してくれたのです。その袋の中にはお弁当と一緒に、納豆一つと即席みそ汁が大量に入っていたといいます。
時は流れ、今や二児の母となったごぼふくさん。「似合わぬ給料で一人暮らしを始めていてきっと貧相に見えていた」と当時を振り返りつつ、今ではかつての女性のように「みそ汁だけでもすすってから行きなさいっ」と声をかける側になった姿を描いています。
投稿には「おばちゃん達の優しさ、泣けます」「なんか鼻の奥がツーンと。こういうの、いいよね」「こういう人達に最大の幸あれ」「えぇ話しや」といった声が寄せれています。人から受けた優しさが自分の中で育まれ、家族への愛情として形を変えてつながっていく――そんな人の温かさの連鎖を感じるお話でした。
ごぼふくさんはこの他にも、ほっこりと心が和むようなエッセー漫画をInstagramアカウントやブログ「ごぼうと大福」で数多く公開中です。
画像提供:ごぼふく(@gobohuku)さん
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。