「穴フェチで有名だった」女子高生を追いかけ逮捕の消防士、OBが語る“不気味”な中学時代

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2025年02月19日 05:00  週刊女性PRIME

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奈良田容疑者が勤務する東京消防庁・北多摩西部消防署

 バス車内の痴漢で劣情に火がついたのか、下車して逃げる被害者を追いかけて路上で、また……。この卑劣で乱暴極まりない男は、人命救助などをなりわいとする消防士だった。

路線バス車内で起きた卑劣な行為

 2024年10月22日、午後7時ごろ、東京都立川市から昭島市に向かう路線バス車内でのこと。

「車内後方の2人用シートの窓側に座っていた、帰宅途中の10代女子高生の隣に座り、太ももを触ったのです。通路側に座られて、ブロックされたかたちの女子高生は降車して走って逃げましたが、この男も途中下車して追いかけ、路上で服の上から下半身を触るなど、わいせつな行為におよんでから逃げたといいます。このような卑劣な行為が見逃されるはずもなく、女子高生の保護者は警察に相談。防犯カメラ映像の解析などの捜査を経て、容疑者の特定に至ったそうです」(全国紙社会部記者)

 警視庁昭島署が2月6日、不同意わいせつと都迷惑防止条例違反の疑いで逮捕したのは、東京消防庁北多摩西部消防署の消防士・奈良田敦大容疑者(20)。容疑を認めているという。

「警察の取り調べに対し、“女の子の身体を触って性欲を発散しようと思った。ほかにも数えきれないほど痴漢を繰り返していた”などと供述しているといいます。警察に周辺のバス痴漢の被害相談が複数あり、余罪があるとみて関与の有無などを慎重に調べています」(同記者)

 東京消防庁によると、2024年4月1日に採用。消防学校で約半年間、座学や実習を経て同署に配属されたのは、同年9月20日だった。

穴フェチで有名

 同署近くに住む女性が振り返る。

「昨年10月の日中、近所の飲食店2階で火事があったんです。隣接する建物への延焼が心配されるところ、北多摩西部消防署の消防車がすぐに駆けつけて鎮火し、延焼もケガ人もありませんでした。消防士の方たちは、鎮火後も現場検証などに一生懸命で、日が暮れても作業を続けていました。その中に容疑者がいたかどうかはわかりません。新米の消防士なんだろうけど、地域住民の命を守る人が痴漢なんてしてはいけないと思います。焼け跡で作業する先輩消防士の背中を見て何も感じなかったのでしょうか」

 容疑者は、同署近くの単身者用の待機宿舎で日常生活を送っていた。勤務時間外の火災発生などに即時対応するためだ。

 2024年12月には、消防署の同僚たちと市民駅伝大会に出場。1区2.95kmを11分57秒で走り、特別参加8チーム中、区間2位の好成績だった。

 長距離走が得意らしい。昭島市内の中学校に通っていた当時、市内の各学校から選抜する同市の駅伝代表チームに選ばれ、チームは都大会で過去最高成績を残していた。

 同じ中学の先輩OBは「足が速いのは知らなかったけど、有名なヤツですよ」と話す。

「穴フェチって言うのかな。とにかく穴が好きなんですよ。どんな穴でも入りたくなるらしく、マンホールの穴や、鉛筆削りの穴にも興奮するんです。それはもう徹底していて、チンアナゴ目当てで水族館に行ったり、バスケも好き。穴というよりカゴだけど。消しゴムに穴を開けて、ジッと見つめて“フフフ”と薄笑いしたり。同級生は気味悪がっていましたね。かなり変わった男だから、痴漢と聞いても驚きませんね。そうなっちゃったか……という感じです」(同OB)

 名字の『ナラダ』をもじって、『アナダ』というあだ名が付けられていたという。

 何が好きでも構わないが、他人を傷つける行為は職務に相反する。

 北多摩西部消防署の田中富也署長は「逮捕された事実に関しては、誠に遺憾です。詳細を確認し、厳正に対処いたします」とコメント。

 被害に遭った女子高生は、バスから下車しても追いかけられ、どれほど怖い思いをしたか。容疑者には自分の犯したことに、しっかり向き合ってもらいたい。

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  • 嘘くせえ。相手が性犯罪者だから何を言っても許される的な、下劣な匂いがする。これ名誉毀損だよな。
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