市川由紀乃、NHK「うたコン」でテレビ出演復帰へ　24年に卵巣がん治療で休養【コメントあり】

　今年6月から病気療養のため、活動を休止していた市川由紀乃が3月4日放送のNHK「うたコン（拡大SP）」（後7：30〜8：42）でテレビ復帰を飾ることが明らかになった。

【全身ショット】爽やかな着物姿で登場した市川由紀乃

　およそ半年の闘病生活を経て「うたコン」でテレビ復帰を飾る。一時は歌手活動を断念することも頭によぎったという市川が、歌唱曲に選んだのは闘病中に心の支えとなり、今の自らの思いと大きく重なるという美空ひばりの「人生一路」。歌手として新たなスタートをきる市川由紀乃さんのパフォーマンスに注目が集まる。

　市川は2024年6月7日に、所属事務所を通じて「市川由紀乃が 卵巣腫瘍の疑い との診断を受けました。緊急の治療を要するという医師の判断もあり、当面の間活動を休止し治療に専念することとなりましたことをここにご報告申し上げます」と報告していた。

　市川は1976年1月8日生まれ、埼玉県出身。16歳の時に埼玉新聞社主催カラオケ大会で優勝し、プロダクションからスカウトを受ける。93年8月、「おんなの祭り」でデビュー。2013年「風の海峡」「流氷波止場」、14年「海峡岬」、15年「命咲かせて」、16年「心かさねて」、17年「はぐれ花」と立て続けにヒットを飛ばし、6作品連続でオリコン演歌・歌謡曲ランキング初登場1位を記録する。16年から2年連続で『NHK紅白歌合戦』に出場を果たす。

■市川由紀乃コメント

この度「うたコン」のステージから歌手人生の新たな一歩を踏み出させていただきます。このような機会を与えてくださいました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。歌わせていただきますのは美空ひばりさんの「人生一路」。「これが自分の生きる道」との決意を込めて歌います。この想い、届きますように。