石原良純、『西部警察』“車爆破”の裏話「爆破するたびに車が新しくなって」「(石原プロドラマは)“タイアップ”のはしり」

69

2025年02月23日 18:48  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

トークショーに登壇した石原良純(C)ORICON NewS inc.
 俳優でタレント、気象予報士の石原良純(63)が23日、神奈川・パシフィコ横浜で開催された『Nostalgic 2days 2025』(ノスタルジック2デイズ)のステージイベントに登壇。「石原良純と刑事ドラマの話」というテーマでトークセッションを繰り広げた。

【写真多数】精巧なつくり…『西部警察』で石原良純の“愛車”だった『RS-2』(日産『DR30スカイライン』)

 激しいカーアクションが魅力のドラマ『西部警察』のなかでも、特に人々の記憶に残っているのが派手な爆破シーン。石原は「キャリアカーに車を積んで、向こう(ロケ先の地方)で大激戦になる。激闘になるじゃん。で、向こうで車を爆発するわけ。そうすると、例えば福島に行って戦うと、福島の日産と提携してるらしくて、(爆破した車が)車が新しくなって帰ってくる。(テロップに)協力/福島日産って書いてある」「車が提供されて、その車の方が程度がいいから、『これは持って帰りましょう』ということになる」と驚きのエピソードを披露。

 さらに「その車がまた、東京でしばらく働いてまた傷んでくると、例えば岡山ロケがあったりすると、岡山でその車を爆破して、岡山日産から新しい車をいただいて、少し程度が良くなって帰ってくる」と当時の劇中車のサイクルを明かした。

 続けて石原は「ちょうど『タイアップ』の始まりぐらいで。香川に行ったときは、冷凍食品の工場にわざわざ聞き込みに行って、機械が動いている前で『この人見ませんでしたか?』って(笑)。小林さんって専務がスゴイやり手だった」と明かした。

 また検問のシーンでのエピソードも披露。「『西部警察』は日産だったから、検問にひっかかるのは日産か外国車。『太陽にほえろ』はトヨタだったから、トヨタか外国車が引っかかってた。そのあと撮った『ゴリラ(・警視庁捜査第8班)』は三菱。(石原プロドラマは)そういうののはしりだった」と当時の協力先を明かした。一方で「でも今はさすがにね。逆にそういうのも見てる人がわかるから、『なんだ』っていうような時代になった」と、時代の変化を語った。

 『Nostalgic 2days 2025』は、芸文社が発行するクラシックカー(旧車)の雑誌『NostalgicHero』『ハチマルヒーロー』 『NostalgicSPEED』『Classic PORSCHE』、Webサイト『Nosweb.jp』『特選旧車情報』が合同で主催する日本最大級のクラシックモーターショー。国産クラシックカーを中心にあらゆる旧車ショップ、パーツメーカー、レストアショップが集結し、貴重な車両が展示された。

このニュースに関するつぶやき

  • ド派手な銃撃戦とか爆破シーンやカースタントなど日本のドラマ史に残るような金のかかったアクションドラマだった。毎週楽しみに視ていたよ。再放送でまた視たいね
    • イイネ!39
    • コメント 3件

つぶやき一覧へ(49件)

ニュース設定