今秋朝ドラ『ばけばけ』家族キャストを発表 豪華な顔ぶれがズラリ

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2025年02月26日 11:21  ORICON NEWS

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NHK連続テレビ小説『ばけばけ』に出演する高石あかり (C)NHK
 俳優の高石あかりが主演を務める第113作目となる2025年度後期(大阪制作)の連続テレビ小説『ばけばけ』。主人公・を囲む家族キャストが26日、発表された。

【写真多数】豪華な家族キャストを一挙紹介!

 本作は、島根で生まれ育ったヒロイン・松野トキがつまずきながらも前向きに生きていき、世界を転々とした末に日本にたどり着いた外国人の英語教師と出会い、“怪しい話好き”という共通点から次第に心を通わせていく。実在の人物である松江の没落士族の娘・小泉セツ(1868-1932)をモデルとしているが、大胆に再構成して登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描く。原作はなく、脚本はふじきみつ彦氏が手掛ける。

 岡部たかしが演じるトキの父・松野司之介は、松江藩の上級武士だったが、時代が明治になると収入がなくなり、苦しい貧乏暮らしを送る。今まで武士をやってきたからお金の稼ぎ方なんてわからない…けど、愛する娘・トキと家族のために不器用ながらも奮闘する。トキに「かっこいい」と言われたい!

 池脇千鶴が演じるトキの母・ 松野フミは、出雲大社の上官の家で育ち、出雲の神々の物語や生霊・死霊の話、目に見えないモノの話に詳しく、トキにもよくお話を聞かせてあげる。トキのお話好きはフミ譲り。トキの幸せを誰よりも願っている。時代の変化に戸惑いながらも、内職で家計を支えるしっかり者でトキと松野の男たちを優しく見つめる。

 小日向文世が演じるトキの祖父・松野勘右衛門は、幕末をたくましく生き抜いた生粋の武士。明治となり武士の時代は終わった…はずだが、いざという時に異国からこの国を守るのは自分だと信じ、髷(まげ)を結い、剣の稽古を続ける“ラストサムライ”。剣ではいかなる相手にも決して負けないという自負があるが、孫であるトキにはめっぽう弱い。

■制作統括・橋爪國臣のコメント
ふじきさんと長年一緒に活動してきた岡部さんは、ふじきさんの脚本を最も体現できる俳優として欠かせません。このドラマで、一番最初に決まったキャストが岡部さんです。しかも、ヒロインが決まる前に!迷うことなくお声掛けしました。『虎に翼』でヒロインの父・直言を演じた岡部さん。 “トラつば”とは、また違った父親像が見られると期待しています。

母・フミは、個性豊かな松野家の面々を愛情で深く包み込み、でも、母としての業も心の奥に抱えている、それを演じられるのは、池脇さんしかいないと思いオファーしました。『ほんまもん』のヒロイン・山中木葉、ジョゼ、ジルバ…見るたびに全く違う池脇さんに感動してきました。池脇さんが今演じるフミがどのようなものになるのか、撮影が始まるのがとても楽しみです。

勘右衛門はただ厳しいだけではなく、心のなかに熱い思いと、そして、どこか可愛らしいところも併せ持っている人物です。先日、小日向さんと衣装合わせをした時に、着物に髷(まげ)姿で木刀を楽しそうに振る姿を見て、間違いない!と思いました。どんなに周りが変わっても、武士の魂とプライドを持ち続ける勘右衛門が、明治の世の中を生きていく姿を早く見たくてたまりません。

撮影開始まであと一か月。すばらしいキャストの皆さまとともに、良いドラマを制作できるよう、準備をしっかりと進めてまいります。

このニュースに関するつぶやき

  • 池脇千鶴さんが”母親”役か〜。時代が変わったんだなぁ。
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