写真ドナルド・トランプ政権がソーシャルメディアに投稿し、物議を醸している強制送還に関する動画をめぐり、米バンドのセミソニックが曲を無許可で使用されたと非難している。
ホワイトハウスと国境警備隊の公式インスタグラムには、同バンドの1998年のヒット曲「クロージング・タイム」が流れる中、強制送還前の不法移民を捜査する隊員を捉えた動画が投稿されており、歌詞の一部である「家に帰る必要はないが、ここに留まることはできない」とキャプションが添えられている。
これに対し、ミネアポリスを拠点とするバンド・セミソニックは、英紙デイリー・メールを通して、こう声明を発表している。
「我々は、ホワイトハウスが我々の曲を使用することを許可したわけでも、容認したわけでもない。そして、彼らは許可を求めてこなかった」
「この曲は喜びと可能性と希望について歌っている。彼らは完全に要点を外している」
「クロージング・タイム」は、グラミー賞を受賞したアデルの2011年のヒット曲「サムワン・ライク・ユー」を共同制作するなどソングライターとしても成功を収めているフロントマンのダン・ウィルソンが書いたもので、1990年代後半に大ヒットし、米ビルボードのモダンロック・チャートで1位を獲得。オーストラリア、アイルランド、ニュージーランド、イギリスでもトップ50にチャートインした。
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