「練習は家で」炎上の南港ストリートピアノ、撤去予定も際立つ運営の“非常識”

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2025年03月26日 16:30  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

不快な“注意喚起”で炎上した南港ストリートピアノ(公式インスタグラムより)

《#南港ストリートピアノからのお願いこんな掲示はしたくなかった、、というのが正直な気持ちです、、「練習は家でしてください」こんなこと書かなきゃいけないなんて想定外でした。間違うのはしょーがないんです、、生身だからでも、人の練習聞かされる側はたまったもんじゃないんです》

 大阪市の大型複合施設・ATCに設置された「南港ストリートピアノ」の運営側による、公式Xが大炎上。冒頭のポストはさらに続き、

《この南港ストリートピアノはフードコートにあります。つっかえてばかりの演奏に多くのクレームが入っており、このままだとピアノを撤収せざるを得ない状況です。練習は家でしてください。練習を重ねてつっかえずに弾けるようになってから、ここで発表して頂けたら幸いです。誰かに届いてこそ「音楽」です。手前よがりな演奏は「苦音」です》

「駅や空港などにあるストリートピアノは聴衆が自由に行き来し、聴きたければ立ち止まることができますが、南港ストリートピアノはフードコートにあるということもあり、食事中で席を立てないため聴衆が半ば強制的にピアノを聴かなければならず、それがクレームになっていたと考えられます」(全国紙記者)

 投稿への賛否を伝える記事について、GACKTはXで、

《最初から上手く弾ける人なんていない。誰もが不器用で拙い一歩から始まり、練習を重ねながら少しずつ前に進んでいく。未熟さを笑ってしまったら、成長の芽はそこで止まってしまう。それに、どんなプロだってミスタッチはする。完璧じゃないからこそ伝わるものがあり、不完全さこそが音楽の良さでもある》

 と反論。

《撤去の方向性で進めております》

「ヤマハのストリートピアノプロジェクトは『ピアノをもっともっと身近に感じてほしい。(中略)もしあなたのそばにピアノがあったら、とにかく近くに行って音を出してみてください。ピアノはいつも待っています』と謳い、ストリートピアノは誰でも気軽に触れるピアノと定義されています。ピアノの上手な人だけに弾いてほしいという、南港ストリートピアノ運営側の認識がズレているように思えます」(全国紙記者)

 投稿から3日後の3月25日、南港ストリートピアノ運営側は多くの人に不愉快な思いをさせたことを謝罪したが、

《「ストリートピアノ」という呼称の認識を誤っておりましたことも重ねてお詫び申し上げます。現在、ピアノは撤去の方向性で進めております》

 これに対し、SNSでは、

《自分が全面的に間違えてて、以後は小さなお子さまでも初心者でもどうぞご自由にじゃダメなん??》
《真のストリートピアノへ方向転換したら、大炎上からの好感度爆上がりでめちゃくちゃ話題なったのに。運営下手くそかっ》
《運営、演者、聴衆がストリートピアノという「遊び」を許容できないと成立しない 前の投稿読む限りは三者とも遊び心が無いんだから撤去は当然》
《英断だと思います!また違った形で音楽と触れ合える機会の提供を検討いただけますと幸いです》

 とピアノの撤去についても意見が分かれることとなった。

 今回のことで、全国のストリートピアノのハードルが上がらないといいが……。

このニュースに関するつぶやき

  • そもそもがピアノの設置場所が間違っていてクソな評価を受けていたのに、弾く人に責任を投げつけたんだよな。糞だろ。
    • イイネ!11
    • コメント 2件

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