
俳優の岩下志麻さんが、今月25日に亡くなった夫で映画監督の篠田正浩さんを悼む言葉を寄せています。
【写真を見る】【追悼】岩下志麻さん 映画監督の夫・篠田正浩さんを悼む「悲しみと喪失の思いで胸がいっぱい」篠田監督の作品に多数出演 晩年は "パーキンソン病で闘病” と振り返る
▽▽▽▽ 岩下志麻さん 追悼の言葉 ▽▽▽▽
この度、夫 篠田正浩が肺炎の為、94歳で二十五日未明に旅立ちました。
この4年間パーキンソン病と闘いながらどうにか日常生活に支障はなく生活しておりましたが、今年一月に転倒して骨折をしてしまい、また三月に肺炎になり ついに力尽きてしまいました。
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篠田と出会ったことによって沢山の作品で色々な役を演じることが出来ました。
今の私があるのは本当に篠田のおかげだと思っております。
篠田が「僕たちは映画という魔物に取りつかれて2人で魔物退治をやってきたようなもの」と申しておりましたが、そんな篠田に今は感謝の言葉しかありません。
58年間人生を共にして参りましたので、今はただ、悲しみと喪失の思いで胸がいっぱいです。
岩下志麻
△△△△ 全文 以上 △△△△
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岩下さんは、「あかね雲」(1967年)「沈黙 SILENCE」(1971年)「卑弥呼」(1974年)「はなれ瞽女おりん」(1977年)「写楽」(1995年)「スパイ・ゾルゲ」(2003年)など、篠田正浩監督による多くの作品に多数出演し、重要な役どころを演じていました。
【担当:芸能情報ステーション】