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今日1日(火)は、雨の降る関東や東海、北陸では、花粉の飛散が抑えられるでしょう。ただ、晴れ間の出る西日本では大量に飛散する見込みで、近畿や中国地方、九州で「極めて多い」予想。ヒノキの花粉がピークを迎えているので、万全な対策を。
●九州や中国地方、近畿で「極めて多い」
今日1日(火)は、気圧の谷や湿った空気の影響で、東北南部や北陸、関東、東海など東日本は広い範囲で雨や雪が降るでしょう。そのため、花粉の飛散は抑えられる所が多く、関東は「少ない」予想です。ただ、晴れ間の出る東北北部は花粉の飛散が多くなりそうです。
西日本は雲が広がるものの、時々晴れる時間がある見込みで、花粉が大量に飛散するでしょう。近畿や中国地方、九州は「極めて多い」予想。中国地方や九州など、ヒノキ花粉がピークを迎えています。ヒノキ花粉で症状が出やすい方は、万全な対策でお過ごしください。
●ヒノキ花粉がピークに
3月は、たびたび寒の戻りがあったことから、スギ花粉のピークは例年より5〜10日ほど遅れた所が多くなりました。福岡と広島のスギ花粉のピークは3月中旬に終了し、東京もヒノキ花粉の割合がスギ花粉より多くなってきました。
4月上旬は、広い範囲でヒノキ花粉がピークとなるでしょう。ピークの期間は、5日間から2週間ほどの見込みです。仙台はヒノキ花粉の飛散量は少なく、はっきりしたピークは現れないでしょう。
4月半ば以降は、花粉の飛散は次第に終息に向かいますが、大型連休ごろまでは例年同様、花粉の飛ぶ所がありそうです。風が強く吹く日などは、飛散量が多くなることもあります。ピークを過ぎてもしばらくは、花粉情報や気象情報を確認して、引き続き花粉対策を行いましょう。
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